引っ越し荷造りのポイント、必要なものや箱詰めのコツは?
2017/01/29
引っ越しを控えて、荷造りを始めようとしても、慣れないと要領がつかめませんね。
家具も日用品もたくさんあって、おまけに普段使わないものまで含めると、何をどうしたらよいのでしょうか。
何とか要領よく荷造りを済ませて、当日はスムーズに引っ越しを済ませたい。
そんなあなたのために、荷造りに必要なものや手順、アイテムごとの梱包のコツをお伝えしますね。
荷造りできないものの扱いについても書きますよ。
引っ越しの荷造りで大事なポイントは?効率よく進めるために
まず大事なことは、
普段使わないものから手をつけていく
ことです。
それは例えば、アルバムとか、思い出の品だったりですね。
次に、季節外れのアイテム。
その次は、趣味のアイテム。
といった具合です。
荷造りするものの順序が決まったら、次はこちらを用意しましょう。
引っ越しの荷造りで大事なポイントは?効率よく進めるために
・早くから少しずつ手を付けていくこと
です。
週末、時間のある時にと思っていると、結局は直前の2日間、徹夜になったりになってしまいがち。
そんな事態を避けるためにも、日ごろから準備を進めておきましょう。
不用品は廃棄や売却などで処分して、少しでも荷造りするものを減らしておくといいですよ。
次に、荷造りするものの優先順序をつけて、普段使わないものから荷造りしていきます。
引っ越し荷造りに必要なものはダンボールと何がある?
引っ越しと言えばダンボールの箱詰めがつきものですが、それ以外に養生テープも用意しましょう。
養生テープとは?
ガムテープの大きさの、半透明の緑色テープです。
読み方は、ようじょうテープ。
ホームセンターで手に入ります。
これは引っ越し業者が、家具を傷つけないために角に貼ったりしますが、この場合は箱詰めのフタを留めるために使います。
その他にも、タンスの引き出しの中身をそのままにして運ぶ時にも、引き出し引き出しや中のものが飛び出さないようにできますよ。
なぜここでガムテープやクラフトテープではないかというと、養生テープはきれいに剥がしやすく、後が残りにくいからです。
あと、ダンボールについても補足しておきますね。
引っ越し荷造りに大きいダンボールはどうなの?
ダンボールの大きさについてですが、大きいダンボールより、中小サイズがおすすめです。
その理由は、大きいサイズでは、仮に中身が衣類で重くないとしても、かさばるからです。
引っ越し業者の荷台に乗せたときに、くずれにくい形に積むためには、中小サイズの方が適しています。
業者さんやあなたにとっても、持ち運びしやすいですしね。
ダンボールはスーパーなどでは「ご自由にお持ち帰り下さい」と札がかかっと表示をつけて置かれていることが多いので、大いに利用しましょう。
新品のダンボールが欲しい時は、やはりホームセンターでっています。
引っ越し業者がコンテナの箱を貸してくれることもありますが、当日の時間節約のためには、なるべくこちらで済ませておきましょう。
その他、あると便利なものは
・大きくて丈夫なポリ袋
ホームセンターで手に入りますが、100均の大きなポリ袋でもいいですよ。
むしろ白くて中が見えないというのも、プライバシーの点からはメリットになります。
ただし、最近のスーパーでもらうポリ袋は、以前より薄くて破れやすくなっています。
そのため、硬くて大きいものや、尖ったものを入れすぎないように気を付けましょう。
引っ越し荷造り、アイテムごとの箱詰めのコツは?
まず箱詰めできるアイテムのうち、気を遣うものから行きますね。
・お皿や化粧品のガラスビン、花瓶などの割れ物
これらのアイテムが割れるの防ぐためには、チラシやコピー用紙をくしゃくしゃにして間に入れます。
最後に、全体を上から包みます。
新聞紙は、食器類にインクの色が移ることがあるので、おすすめはしません。
どうしても新聞紙を使う場合は、アイテムを他の紙で包んで、直接当たらないようにしましょう。
と言っても、アイテム数が多い場合は、そこまで余裕がありませんので、手早くできることが優先です。
それらの紙がなくて、でも安全に運びたい場合は、クッションシートを購入しましょう。
これもホームセンターで手に入りますので。
・バスグッズ
水気がもれないように、全体を大きなポリ袋に入れます。
外から中身が透けて見えるのが嫌な場合は、さらに箱詰めするといいですよ。
・カーテン
私の場合、ダンボールではなく、大きくて丈夫なポリ袋に詰めました。
引っ越してすぐに、外からの目隠しやエアコン暖房の効果を上げるのに必要ですので、すぐに荷ほどきするアイテムなので、箱詰めよりすぐに出せるからです。
・細々としたもの
アクセサリー類や文房具などは、今入っている容器そのまま、箱に詰めます。
移動中でぐちゃぐちゃにならないように、クッションシートやくしゃくしゃにしたチラシ、コピー用紙など、緩衝材になるものをつめておきましょう。
・キッチン用品
箸やフォーク類は、全体を紙やクッションシートでくるんで箱詰めにします。
包丁類も同じです。
鍋やフライパンは箱詰めしますが、炊飯器とは分けた方がよいでしょう。
・衣類
今の季節に着るもので、タンスに入っているものは、タンスの引き出しごと運ぶことも珍しくありません。
・スーツ類
ハンガーにかけたまま、大きなポリ袋に入れます。
これはシワや折り目がつくのを防ぐためです。
・アルバム、CD類、本
・衣類
アルバムや本は、重くならないように、小さ目サイズの箱に詰めましょう。
衣類は比較的大きめの箱でも、重くはなりにくいですが、先に書いたように、大きな箱自体がかさばるので、持ち運びのためには避けた方がいいですね。
荷造りできないものはどうするの?
大型家電などは、無理に箱詰めなど荷造りしなくても、当日引っ越し業者さんが運び出してもらえます。
その際は、養生テープや毛布を捲いたりと、キズが付かないようにしてくれますよ。
組み立て式のラック類は、分解できるならしておいた方が、持ち運びはしやすいですね。
ただし、引っ越し先でまた組み立てが必要になります。
自分でできないものは、当日業者が分解してくれるか、そのまま運んでもらえます。
分解しないと玄関から出せないのでは?という場合もありますね。
でもそんな時は、サッシを外して窓からとかベランダから運び出す、というのもよくあります。
私が昔住んでいたアパートでも、アップライトピアノを毛布で巻いて、窓から出し入れしていましたよ。
心配でしたら、前もって見積もりに来てもらった時に相談しておきましょう。
まとめ
引っ越しの荷造りについての解説、いかがでしたでしょうか。
あとは荷造りしたら、それぞれの箱の中身がわかるように、ラベルを付けておくといいですよ。
ラベルの表示としては、その他にも
「キッチン」「リビング」としたり、
荷ほどきの優先順序でABCとランク分けや
通し番号をつけるなど、色々あります。
引っ越し先の部屋数や、全体の箱数、ライフスタイルに応じて、ご自分たちに合った方法を選んで下さいね。