凍った道でも滑らない歩き方は?靴の選び方やグッズは何がありますか?
凍ってツルツルになった道を歩くのって恐怖ですよね。
路面凍結したら転倒に注意、なんていいますが
特に夜から朝にかけては要注意。日中はいったん溶けていた雪の表面が、凍り付いてツルツルになります。
辺りが真っ暗でないからまだいいのですが、
雪道の歩き方も注意が必要ですが、凍った道はそれ以上に気をつけて歩くことが必要。
なんて頭ではわかっていても、実際にどういう注意をしたらよいのか、戸惑う方も多いでしょう。
私も最寄りの駅まで歩くと、その途中には、どうしても避けられない部分があります。
先日の夜も通った時にはヒヤヒヤしっぱなし。
そこで改めて、凍った道の歩き方や靴の選び方をまとめてみました。
凍った道の歩き方で注意することは?
基本的には、雪道の歩き方と共通しています。
つまり
・歩幅を小さく取り
・ゆっくりとしたペースで
・足全体を地面に乗せながら
・すり足で歩く
という点です。
雪国出身の方などは、スイスイ歩けたりしますが、これは長年の慣れによるものです。
ふだん習慣になっていなかったら、なるべく慎重なペースで歩きましょう。
特に階段や、横断歩道の白い部分に足を踏み出すときです。
(横断歩道の白い部分は、塗料のためによけい滑りやすくなっています)
※これなんか逃げようがありません↓
でも、雪が凍ってツルツルになった地面って、意外と凹凸があったりしませんか?
そんな時、私は凸の部分に足を乗せないようにしています。
凸部分の頂点はもちろん、途中の角度がついた部分に足を乗せて体重をかけたら、「滑って転びたい」と言っているようなものです。
なので凍った道の中でも、なるべく凹凸のない平らな部分を歩きましょう。
できれば、ただ平ら、というだけでなく、足の大きさほどの窪みがあれば、そこをたどります。
ここなんて、運よくそのパターンに近いです。
大体は、誰か最初の人の足跡を、他の人たちが次々にたどってできたものですから。
ただ、実際にはそんな都合がいい窪みがない場合も多いですよね。
そんな時、人が踏み固めてから溶けて固まった部分は、かえって危険だったりします。
なのでもしも選べるなら、溶けて凍ったツルツルの部分ではなくて、周りの固まりきっていない部分を歩きましょう。
道の周囲に雪が残っていても、人があまり踏んでいない部分は、まだ固まり切っていないことが多いです。
私がこの道を歩くときは
真ん中ではなく、脇のこの部分を歩きました。↓
もうすでに、他の人の足跡が深くついている部分です。
そのような部分は、踏むとキュッキュッとか、ギシギシと音を立てます。
自分の踏みごたえでもわかります^^
雪があまり深くなければ、おすすめの方法です。
この方法のデメリットは、雪が深くて、靴の上まであるような場合です。
靴の中に雪が入ってきて、中が濡れてしまったりしますからね。
でも、自宅までの距離や時間によっては、滑って転倒する危険より、足が濡れる方を取る、というのもありかもしれません。
凍った道でも滑らない靴ってある?
雪道を歩くときにおすすめなのは、
・靴底の溝が深い靴
と言われています。
そのような靴は、底が厚いタイプが多いですね。
あと、私の実感では
・底がある程度やわらかい靴がよい
です。
その理由は、底が柔らかい靴は、凍った道に多少の凹凸があっても足の動きに合わせて、足にも地面にもフィットしてくれるから
です。
それなら底が厚い靴より、薄めの靴のほうがいいのでは?
と思ってしまうところですが、実は最近
・底が薄くても、柔軟性がなければ滑りやすい
という経験をしたばかりなんです。
これはくるぶしまでの古いブーツだったので、靴底の溝があまり深くないうえに、靴裏の地面にあたる部分がすり減って薄くなっていたのです。
このブーツは温かくて、水も入り込まないのでいいかと思って履いたのです。
でもうっかり斜面に足を乗せてしまったのは、失敗でした。
滑ったわけではありませんが、滑りそうになって、足首を軽くひねってしまいました。
それ以来、私が履いているのは足裏が柔らかい、ズックのような靴です。
本当は応急処置の滑り止めに、太い輪ゴムを使おうと思ったんですよ。
でも太い輪ゴムって、文具店やスーパーでは売っていませんでした。
代わりに見つけたのが、こちらのショップ。
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ただし今は、雪のために配送が遅れているそうです。
なので明日はホームセンターに行って探してみるつもりです。
でも世界的に気候が変わってきています。
今年もこれから、何回か雪が降ると予想がありますし。
そんな時のためには、後付けのスノースパイクを使う方が増えてくるかも。
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でもそれならいっそ、専用の靴はないでしょうか。
凍った道でも滑らない靴ってある?
北海道や東北では、冬用の靴が販売されているんですよ。
女性でしたらスノーブーツもありますね。
たとえばこのブーツなら、底の感触が伝わってきそう。
なんて色々見ているうちに、"雪や氷でも絶対に滑らない靴"を見つけました。
ブルームボールシューズといって、ブルームボールという氷の上でやる競技で使う靴なのだとか。
さすがにちょっとお高いと思ってしまいましたが、これは人それぞれですからね。
毎日歩く道路の状況によっては、私も頭に入れておこうと思います。
おわりに
凍ってツルツルの道を歩くときは、雪道とはまた違う注意が必要でしたね。
それは靴選びにも同じことが言えそうです。
凍った道とのお付き合い、まだ何日か続きそうですので、足元に気を付けてくださいね。