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生活のヒント

インフルエンザの手洗い効果は?石鹸での正しい方法を徹底解説も

2018/09/10

インフルエンザ予防のための手洗いの効果や方法についてまとめました。

最近は、インフルエンザや風邪予防の手洗いには、【石鹸より水だけのほうが効果的で、石鹸では効果なし】などという情報も耳にしますね。

では石鹸での手洗いは、本当に効果的なのでしょうか。

正しい手洗いの方法についても、動画もありますのでご覧くださいね。

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インフルエンザの手洗いって効果ある?ない?

答えは≪効果あり≫です。

その理由は、手洗いは手についたウイルスを洗い流すことができるからです。

(同じことは、インフルエンザだけでなく、風邪や花粉症対策にも言えます)

中には、「インフルエンザの菌はどこにでもいるから、手洗いしても効果ない」
という人もいますね。

でも実際には、ものを食べるときなどに、手についた菌が口の中、つまり体内に入ることを防げばよいのです。

インフルエンザは、皮膚から直接体内に入ることはありません。

ただし感染にした人の咳やくしゃみに混じったウイルスが、あたりに付着することは、おおいにあります。

知らずに同じ場所を触ると、菌が付着して間もないときには感染の恐れがありますので、手洗いをするのですね。

 

ポイントは、洗面器などに貯めた水ではなく、流水を使うこと。

貯めた水では、洗い流したはずの雑菌やウイルスが、また手に付着してしまうのです。
(再付着といいます)

インフルエンザの手洗いで石鹸はどんな効果があるの?

石鹸の泡には、インフルエンザウイルスの表面の膜を不活性化させ、洗い流す働きがあるからです。

ウソのような話ですが、本当です。

インフルエンザウイルスの表面は、脂溶性といって脂分に溶ける性質があります。

そして石鹸には、乳化作用といって、脂溶性のものと水溶性のもの、どちらも溶かす性質があるのです。
(だから油汚れも落ちるのですね)

以上が手洗いには石鹸と流水、とされる理由です。

※インフルエンザ以外の風邪や花粉症、ノロウイルスでも同じことが言えます。

でも、ただ石鹸と流水で手洗いといっても、正しい方法でなくと、効果があがらないのです。

インフルエンザや風邪を予防する、石鹸を使った手洗いの正しい方法とは

石鹸手洗いと言っても、手にちょっと石鹸をつけて5秒ほど洗うだけでは、十分な除菌はできません。

では、正しい石鹸手洗い方法とは?

 

石鹸を使った手洗い、効果を上げる正しい方法(医師・厚生労働省推奨)

ポイントは、手の隅々まで洗い、アフターケアもしっかりすることです。

その詳しい方法をまとめると

準備

・手から指輪や時計などの貴金属を外す
・爪は短く切っておく

手洗い本番

・流水を両手につける
・手のひらで石鹸をのばし、泡立てる

手洗いする順序は?手のひらから?

洗う順序は、次の通りです。

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・手のひら
・手の甲
・指先 爪の間まで、しっかり洗いましょう
・指の間
・親指の付け根 親指をねじるようにしてあらいます
・手首

すすぐ時や洗い上がり

手の隅々まで洗ったら、流水を使って念入りにすすぎます。

(すすぎに熱いお湯はNGです、手の皮脂が必要以上に落ちてしまい、手を乾燥させてしまうので)
念のため、水道の蛇口を手で絞める時に使い捨てのペーパータオルを使う人もいます。

ただ、インフルエンザウイルスは湿度に弱いので、そこまでする必要はありません。

手を拭くタオルは清潔なものを使います。
ただこのとき、一家に感染した人がいた場合は、ペーパータオルを使いましょう。

くれぐれも、タオルの共用は避けてくださいね。

※詳しい手洗い方法は、こちらの動画をご覧ください。

アフターケア

手洗い後のアフターケアも大切です。

おすすめは、ハンドクリームやオイルを塗って、手の乾燥を防ぐこと。

その理由は、石鹸で手首までの手洗いを頻繁に繰り返すと、手の皮膚が乾燥して肌荒れの原因になり、インフルエンザウイルスや風邪、花粉や雑菌などが、肌に付きやすくなるからです。

男性に比べて肌が薄くて弱い女性や子供は、これに注意してくださいね。

まとめ

ここまでの内容をまとめると、次のようになります。

・インフルエンザの予防に、手洗いは金を洗い流す効果がある
タイミングは外出後、食事の前後、トイレの前後がよい

・石鹸手洗いは、水だけの手洗いより効果的。
石鹸成分が、ウイルス表面に働きかけて不活性化、洗い流してくれるから。

効果を上げる手洗い方法は、手の隅々、手首まで念入りに洗うこと。
タオルやアフターケアにも気をつけること

いかがでしたか?

私も石鹸で手洗いするときは、手首まで洗っていたのに風邪をひくことが少なくありません。
それはたぶん、手の隅々まで洗っていないことともあるでしょう。

ただ食事前の手洗いはやっているつもりでも、駅で電車待ちしているときに、売店で買ったチョコやキャンディを食べていたときに風邪をひくことが多かったな、と気づいてはいました。

手洗いの趣旨を考えると、これも”食べること”に含まれていましたね。

だから子供のころは「買い食いはいけない」と言われていたのは、お行儀だけではなく、こんな根拠があったのかもしれません。

そんなことを改めて考えたまとめでした。

★水だけの手洗いについてはこちらの記事をご覧ください。

インフルエンザの手洗いは水だけでよい?その理由と効果的な洗い方を解説

 



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