ピアノ発表会ドレスの色で白や黒は?袖や丈の選び方や冬の場合も解説
2019/06/23
ピアノの発表会のドレスって、どんなものを選べばよいでしょうか。
子供のころと違い、大学生や社会人になってのドレスには、子どものころと違うマナーがあるかもしれないし、ちょっと心配。
自分がいいと思っても、周りから見たらどうなのかなんて、気になることもあるでしょう。
そんな方のために、色や袖、丈や靴の選び方をお伝えしますね。
ピアノ発表会のドレスの色は?白や黒はどうですか
ピアノ発表会の衣装の色は、ドレスの場合、ピンクやブルーなど明るい色もあるあるです。
または逆に、ワインレッドやネイビーブルー、黒など暗めの色もお考えかもしれません。
どちらも、ご自分が好きな色、似あう色を重視したり、演奏曲のイメージで選ぶ方が多いですよ。
ただ、淡いピンクやブルー、クリーム色は写真撮影では、照明で色が飛んで白に見えることもあります。
特に全体の集合写真の時ですね。
観客席からは、ちゃんとその色に見えるのですが。これは肉眼とカメラの違いなのでしょう。
ですので、淡い色合いのドレスを着用するときは、その点に気を付けてくださいね。
せっかくのドレスの色合いですので、ご家族やお友達に頼んで、個人的にも撮影してもらう、というのはいかがでしょうか。
(もちろん演奏中以外、会場のロビーなどになってしまいますが)
その中では、白や黒も候補にあがることもあるでしょう。
ピアノ発表会ドレスが白の場合
白のドレスでは、パニエ使用のふくらんだドレスは、ウェディングドレスのようになりやすいので、気になる方はシンプルなデザインにするといいですね。
ドレスが白なら靴の色は?
靴の色は、白より淡いピンク、例えば桜色系の色とか茶色、ベージュが合わせやすいですよ。
または黒に近いネイビーも意外と映えるコントラストです。
これらの色は、ヘアアクセやコサージュなど、他の部分に同じ色使いがあると自然な取り合わせになりますよ^^
どの配色がよいかは、曲のイメージも考えて選んでくださいね。
発表会のドレスが黒の場合
黒のドレスは、たとえばノクターンや暗い情熱的な曲などに選ぶ方もいらっしゃいます。
ピアノの色も黒なので、全体が黒一色になってしまうのでは?とご心配かもしれませんね。
でも実際には、腕や顔、時には足も見えるので、黒子のようにはなりません。
ドレスの生地が光沢のあるものであれば、照明を受けて立体感が出ますし、上半身にスパンコールやラメ入りレースを使っているものも、キラキラしてくれますよ。
コサージュにはベージュやピンク、やしくは黒に近いネイビーのコサージュを付けてもよいでしょう。
あまりシンプなマーメイドラインではナイトクラブっぽくなってしまいますので、その点に注意しましょう。
ドレスが黒なら靴やストッキングの色は?
ドレスが黒の場合、靴やストッキングの色も気になりますね。
靴は黒が一般的ですが、それではあんまりとお感じの場合、黒に近いネイビーもよいですよ。
ストッキングは黒か肌色、どちらか良いかは好みや是延滞のコーディネートによりますね。
足が細く見えるのは黒ですが、全体が暗くなりすぎる、とお感じでしたら肌色でも差支えありません。
ピアノ発表会 ドレスの選び方で袖や丈は?生地はどう?
実は演奏者にとって、実際的に影響があるのはドレスの色より袖や丈だったりします。
ドレスの場合、袖があるものよりないタイプが対部分です。
これは見た目が華やかということもありますが、弾くうえでも、下手に袖があったりすると弾きにくいことも少なくありません。
特に長袖を選ぶときは、袖口の締まり具合はよくチェックしましょう。
反対に袖口が広くて、脇が見えてしまうのでは?と思うデザインもありますね。
その場合は、見えてもおかしくない色のキャミなど、インナーを工夫するとよいでしょう。
子供さんならオーガンジーのショールをコサージュで留める、などの方法もあるでしょうが、大人の場合はあまりおすすめしません。
その理由は、ドレスのデコルテ部分が隠れてしまうことと、演奏中の動きによってズレてくるかもしれないからです。
特にある程度の演奏レベルの方は、動きも大きくなってきますからね。
中には、弾いていてショールの感触や動きが気になって、集中できない可能性もあります。
縫い縮めるのは、一番おすすめできません。
お直しの手間や費用がかかる上、腕や肩が動かしにくくなる可能性が大きいからです。
その他にも、弾いていて肩や胸、ウェストの辺りが苦しくないかも大切です。
後期のベートーベンやロマン派後期の曲など、鍵盤も広く使いますし、見た目にインパクトのある動きも多いですからね。
ドレスの丈は、膝丈より下が基本です。
なぜなら、椅子に座った時に膝が見えるのはみっともないものですし、演奏中にはひざをそろえている訳ではありませんからね。
人によっては、ドレスはロングがマナーであり、足を見せるものではない、との意見もありますが、一般的にはそこまで厳しくありません。
あと一つ、大人の方は演奏前に椅子の高さをご自分で調節しますね。
その時、「ロング丈のドレスは、ドレスの裾がステージに尽きますので、注意しましょう。
具体的には、片手でドレスの裾をからげて、もう片方の手で椅子を調節したりです。
(お姫様が水溜まりを渡る時のように、ですね)
おまけにもう一つ。
動くときにガサガサ音を立てる生地のドレスも避けましょう。
そういうドレスは、肌への感触も気になる事が多いですし、演奏中によけいな音が聞こえたら、集中の妨げになりますからね。
ですので、ドレス試着の際には、演奏と同じ動きをしてみましょう。
できれば椅子を用意してもらえるといいですね。
会のドレス 冬はどう?寒いのでは?
?
これはご本人よりお母様など、ご家族が心配なさるかもしれませんね。
生地はベルベットのほうが、袖も長いほうが良いのではないかって。
でも本番のステージでは、ライトの捏がけっこうありますので、その点は大丈夫です。
実際のピアニストの演奏会だけでなく、発表会でも、冬でも薄い生地で半袖、袖なしトレスの生徒さんはたくさんいらっしゃいますよ^^
ただし、舞台の袖で出番を待っている間は寒かったりします。
ですので、本番までは上着やショールを羽織るとよいですよ。
あとは手が凍えていると、指も動きませんので、手袋もおすすめ。
お手玉型のホッカイロがあればベストですね。
おわりに
大人のピアノ発表会ドレスについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
色については、意外とタブーがありませんね。
他に気を付けることがあるとすれば、
・講師演奏をなさる先生のドレスより、目立ちすぎないこと
ここまでできたらベストですね。
まあ先生にしてみれば、発表会の主役は生徒さんだからら、とお考えの方が対部分とは思います
(私自身や、他の講師もそうでしたが)
ただ、人によっては気にする方もいらっしゃるかもしれません。
まあ案外と、出演者以外の第三者だったりするものですが。
余計なストレスを避けて、気持ちよく演奏するための参考にしてくださいね。
それでは素敵な発表会になりますように。