節分で余った豆の利用法や料理メニューは何がある?レシピは?
2017/12/19
節分の豆まきで残った(余った)豆の利用法について、食べ方をメインにまとめます。
豆まきの後は、自分の年の数だけ、もしくはプラス1の数の豆を食べることが習わしですね。
でもお子さんならともかく、そんなにたくさんの豆は食べられないという大人も多いでしょう。
あるいは、まいた豆をそのまま捨てるのはもったいない、というお家もあるかもしれません。
もともと節分の豆は「福豆」といって、食べた人に福をもたらすとされています。
その意味でも、ちゃんと活用したいですね。
と思ったら、色々な料理が作れますよ。
レシピの中には、お菓子もあるのです。
節分で残った豆の利用法。お茶にご飯、その他の料理は?
残った豆の活用法として、まず挙げられるのは
福茶にする
福茶とは、福豆を煎じたお茶です。
年の数だけ食べきれなかった人は、この福茶を飲んで福を取り入れる、とされています。
福茶をわざわざ作るのは面倒、という方は
・普通のお茶葉に豆を混ぜる
という方法もあります。
節分の豆は、もともと炒ってありますが、ここでさらに炒ってからお茶葉に混ぜると、香ばしさが出て美味しいお茶が楽しめますよ。
お茶を淹れた後の出し殻は、少量の塩と一緒にご飯に炊き込むと、最後まで無駄がありません。
(私の家は、このやり方です)
ご飯に入れて炊く
これはシンプルなレシピから、やや凝ったものまであります。
一番シンプルなのは、
・大豆ご飯
少量の塩と一緒に、お米に混ぜて炊くだけです。
これは「煎り豆ご飯」と言って、古くから認められた方法なんです。
具が豆だけでは物足りない、という方は、じゃこを一緒に入れるのもいいですね。
または、普通の炊き込みご飯のように醤油味で炊く、とか。
やや凝った方法では、
・大豆入りかやくご飯風
一晩水につけて柔らかくしてから、細かく切った人参やひじき、こんにゃく、油揚げなどと一緒に炒めて、しょうゆや砂糖、みりんなどで味付け
⇒そのままお米に混ぜて炊き上げる
というのも美味しいですよ。
あと、こんなのもあります。
・雑穀ご飯
きびやひえ、あわなどの雑穀と一緒にご飯を炊きます。
おかずとして料理する
・煮物
節分の豆は水につけて柔らかくすると、ひじきなどの具と一緒に煮物にできます。
調理の際は、最初に具材を炒めると、調味料の味がしみこみやすくなるのでおすすめです。
水でもどす時間がない場合は、軽く炒ってからお湯につけましょう。
・てんぷら
そのままてんぷらの具として料理できます。
かき揚げなんかいいですね。
・豆カレー、スープの具にする
水につけて柔らかくした豆を使います。
その他では、
・フライビーンズ
給食で見かけるメニューですね。
節分で余った豆のレシピで、砂糖を使うお菓子はある?
お菓子作りが好きな方なら、砂糖を絡めたお菓子ができますね。
タフィーなどはいかがでしょうか。
また、フードプロセッサーをお持ちなら、細かく砕いてクッキーを作る、という方法もあります。
その場合、小麦粉と大豆の割合は、重さにして半分くらいがおすすめ。
適度に食べやすく、カロリーも控えめですし、大豆のイソフラボンも摂れるという、一石二鳥にも三鳥にもできます。
節分豆の残りをきな粉にするってありですか
ミキサーできな粉にするのも、ありですよ。
”豆”が苦手で、それっぽくない食べ方をしたいご家族なら、きな粉はおすすめです。
・できた黄な粉の使い方は?
ご飯にかけたり、砂糖と一緒に牛乳やヨーグルトにかけたり、みそ汁のトッピングにしたりと、色々できます。
もあべかわ餅や、クッキーにまぶしていいですね。
その他、ハンバーグのタネや、てんぷらの衣にまぜたりもできます。
まとめ
節分豆の活用法、色々ありますね。
大量の豆があまったお家も、これなら豆がなくなるまで、飽きずに楽しめそうです。
でもやっぱり飽きちゃった、とか、どうしても食べきれない豆が余る、といった場合は、仕方がありません。
その時は少し砕いて、鳥のエサにするというのは、いかがでしょうか。
鳥は飼っていない?
え、それならやっぱり、湿気の少ない場所に保管しておいて、少しずつ使ってくださいね。
せっかくの福豆ですから、なるべく無駄なく使い切りましょう。
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