お盆玉とはいつからある?相場は小学生の甥姪にはどれ位が適当?
お盆の帰省で甥姪に合う予定がある方、お盆玉を期待されて戸惑ってはいませんか?
お盆玉という言葉、ここ何年かの間に広まっていますね。
そこで今回はお盆玉とは何か、いつから始まったかということから、小学生や中学生の甥っ子さんや姪っ子さんにあげる時の相場についてお伝えします。
お盆玉とは何?
お盆玉とは、簡単にいうと
・お年玉の夏バージョン(お盆バージョン)
ととらえてよいでしょう。
あげる相手はお年玉の場合と同じで
・自分の孫や子供、甥姪、親戚の子供
地域によっては
・親しい近所の子供、友人知人の子供
にあげる場合もあります。
でも、絶対あげなくてはいけない訳でもないんですよね。
それでも他の人が挙げているなら、あなたにとってもプレッシャーですよね。
こんな習慣、いつどこから始まったのか、迷惑だよ!
なんて考えてしまっても不思議ではありません。
お盆玉とはいつからあるの?
お盆玉とはいつからあるのでしょうか?
お盆玉は、もともとは地域的なものでした。
山形で、使用人へのねぎらいとしてお小遣いを渡す習慣が広まったと言われています。
ではなぜ、そんな習慣が広まったかについてははっきりしませんが、「郵便局」という人も多いですね。
まあ実際、夏になると郵便局にはさまざまな種類のポチ袋が売られていますから。
ではなぜ、お盆なのでしょうか?
「盆と正月」、この二つは古くから日本人が休みを取り、親元から離れて暮らしている場合は実家に帰省する期間でした。
もともとの実家で暮らす祖父母にとっては、息子や娘夫婦が連れてくる孫に会えるチャンスです。
この時に渡すのが、お年玉なんですが、今は少子化の時代です。
お子さん一人に対して、両親ばかりか祖父母からも、かける金額はどんどん増えているといいますからね。
夏休みのお盆に帰省した孫には、祖父母がランドセルを選んであげることも、珍しくないのだとか。
ランドセルって4~5万円から7~8万円はザラですからね。
決して安い買い物ではありませんが、そこは祖父母ならではの愛情なのでしょう。
お盆玉の相場 小中学生の甥姪にはどれ位が適当?
お盆玉の相場は、お年玉と同額か、それより下とされています。
それはそうですよね、いくら普段可愛がっている甥姪でも、お正月のお年玉に続いて、またお金をあげるなんて、こちらのお財布事情もありますから。
それに、甥っ子さん姪っ子さんにとっても、やたら高額の御金をもらうこともよくありません。
ではその相場はというと、一般的には
幼稚園・保育園のお子さんなら 1000円
小学生なら 1000~3000円
中学生なら 3000~5000円
そして高校生なら5000~10000円
とされています。
知恵袋では、中学生なら1万円なんて回答もありますが、これはいくら何でも、おじおばの立場ではそうそう出せるものではありませんよね。
しかも甥っ子姪っ子が何人もいたら、よけい出費になってしまいます。
私のおすすめは、甥姪が何人かいる場合は、相場の中でも安めの金額におさえること。
高校生の場合は、自分でアルバイトもできる年代ですし、よほど必要なものがある場合以外は、そんなに援助しなくてよいのでは?なんて思ってしまうんですよね。
私としては、お盆玉をはずんでもいい、と思うのは、普段何かの目的のために頑張っている甥っ子さん姪っ子さんで、お金の使い方もきちんとしている時ですね。
甥姪へのプレゼント、手土産は現金以外なら何がいい?
子供さんへの手土産は、相手のご家族全体ということも考えるなら、お菓子類やおもちゃが無難でしょう。
でも、もっと教育的なものを選びたい場合もありますね。
そんな場合は、文具券、図書券などでしたら、親御さんも喜ぶと思いますよ。
お菓子やゲームに散財されてしまう、なんて心配もありませんから。
(お子さんなので、換金するなんて方法はできませんし)
お年玉に続いて、またまたお金をあげることに抵抗がある場合、どちらにとってもよい落としどころではないでしょうか。
そうそう
甥っ子さんや姪っ子さんの年齢によっては、本や絵本もありますね。
手土産のイメージとは離れてしまいますが。
でも
甥っ子姪っ子さんのお家の教育方針によっては、その方が喜ばれることもあるでしょう。
高価なものなら、祖父母からプレゼントされることもあるでしょうし。
そこにおじやおばまで一緒にならなくてもいい、と思うのです。
おわりに
お盆玉についてまとめると
・お年玉のお盆バージョンのようなもので、あげる相手はお年玉と同じ。
・もともとは山形の一部の習慣だったのが広まったと言われている
・金額はお年玉以下でよい。
・お盆玉の相場は、小学生なら1000円から3000円
中学生なら3000円から5000円
・現金以外の形で、本や文具券、図書券などの形で上げる方法もある
でした。
あなたの甥っ子姪っ子さんにいくら位をどんな形であげるのかは、甥姪がどんなタイプなのか、親の考えはどうなのか考えて、時には相談して、お互い納得いくように決められますように。