タオルの煮洗いのやり方とコツ!洗剤なしで臭いはどれ位取れた?
タオルの臭い取りに、煮洗いをやってみたのでそのやり方とコツをお伝えしますね。
洗っても臭いが取れないタオルの原因は雑菌。
その雑菌退治には、煮るとよいとは聞いていますが、その結果はどうだったでしょうか。
タオルを煮洗いするやり方って?
タオルの煮洗いは、タオルを鍋に入れて、ぐつぐつ煮るというのが一般的な方法です。
煮る時間は、15分から20分。
熱湯は、何も入れない時もあります。
でも、場合によっては次のものを入れる時も。
・洗剤
・漂白剤
・重曹
・セスキ
漂白剤は、酸素系漂白剤を使います。
その理由は、塩素系を入れて熱したら、塩素ガスが充満して危険だからでしょう。
重曹もまた、生ごみの臭い取りに使うことがありますし、汚れを取る力もあります。
セスキは、重曹より強力ですが、肌や繊維には、重曹の方がマイルドです。
塩を入れるという方もおられます。
塩というのは、殺菌効果と沸点を上げるためでしょうか。
でも熱湯で煮るなら、雑菌の死滅には、十分高い温度でしょう。
タオルの煮洗いを洗剤なしでやってみた
私がタオルを洗剤なしで煮洗い理由
今回煮洗いしたのは、シャンプー後に髪のタオルドライに使う2枚のタオルです。
タオルの洗濯には、いつも酸素系漂白剤を使っていますし、先日はキッチンハイターでみっちり除菌してあります。
なので今回は洗剤や漂白剤なしで煮ることにしたのです。
先日、キッチンハイターで臭い取りしたのに、なぜまた煮洗いしたかというと
・もうずっと以前ですが、タオルドライ後に乾かすのを忘れてから、臭くなってしまったのです。
酸素系漂白剤を使って選択すると、その時は臭いが取れます。
でも臭いが取れたと思う何分の一かは、洗剤の香りでわからなくなっているみたいです。
何日かして洗剤の香りが薄れると、何となくスッキリしなくなります。
もしくは、また使っているうちに、臭いが気になってくるのです。
なのでこの前、タオルのカビ臭さと黒カビとりにキッチンハイターを使ったこともあり、試してみたら、今までになく良かったのですが・・・。
このタオルにとっては、根が深い問題だったみたいです。
という訳で、いよいよ実行です。
タオルの煮洗いの経過
最初に、鍋でお湯を沸かします。
沸騰してきたので、まず1枚を入れました。
十分中でスペースがあるようなので、もう1枚を投入。
ところがこれは間違いでした。
確かにタオル2枚は入ります。
でも、お湯の水面にタオルが浮きがちなので、箸で水の中押し込みます。
まあこれは考えてみれば、消毒という点では不要だったかもしれません。
水面から出ていても、辺りはお湯よりずっと高温の水蒸気でいっぱいですからね。
でも、お湯の流れに浸かっていた方が、汚れも落ちるかと思ったのです。
なのでお湯も足したのですが、ここでまた注意が必要になりました。
注意が必要だったのは、お湯の吹きこぼれです。
お湯が沸騰していると、鍋の縁側に大きな気泡があがってきて、吹きこぼれてしまうのです。
その結果、ガスの火が消えてしまうことに。
そこで別のコンロ口に移動して、煮洗いを続けます。
お湯が吹きこぼれないか、音に注意しながら過ごすこと20分。
鍋のお湯を見ると、気のせいかちょっと色がついています。
※カメラで撮るとかなり黄色っぽいですが、肉眼ではほんのわずかです
↓はタオルを取り出した後のお湯
↓サラの水道水に入れ替えてみました。
やっぱり色はついていたみたいですね。
煮洗いを実行した方のサイトでは、
「お湯がかなり汚くなる」とありましたが、
私の場合は前もってハイター類で洗濯を続けていたせいか、汚れというほどではありません。
においも、単に清潔なお湯のにおいだけでした。
煮洗いしたタオルを取り出して、すすぎます。
ここではトングを使って洗面器に移しました。
いざすすぎ洗いをすると、
あら
水にかなり色がつきます。
これは、熱湯でしか溶け出さなかった汚れなのか、それともタオルの色落ちなのかは、わかりません。
3回ほどすすぐと、水の色が変わらなくなったので、絞って洗濯機で脱水しました。
気のせいか、これまでより色がきれいになったような。
タオルの臭いは煮洗いで取れた?
奇麗に取れました。
干したタオルのにおいをかぐと、お湯の清潔な香りしかしません。
これは今まで、キッチンハイターを含めた漂白剤を使った時には感じなかったことです。
本当に、気になる臭いは全く混じっていないのです。
それはそうですよね~。あれだけぐつぐつ煮て殺菌したんですから。
という訳で、また使ってからそのまま放置しない限り、気持ちよく使えそうです。
バスタオルなどの大物には、使える鍋がないので、逆性せっけんを使うことにしますね。
ということで、煮洗いで気が付いたコツをまとめてみます。
煮洗いのコツをまとめると
・使用する鍋は、タオルが十分泳げる大きさのものを用意する。
・煮洗いには、同時に洗剤や酸素系漂白剤、重曹を入れる人もいる
・ただの熱湯でも、もちろんよい。
その場合、あとで改めて洗濯するとよいという情報がありましたが、私としては、先に洗濯していてもいいと思いました。
・煮ている時は、鍋の吹きこぼれに注意する。
特に、お湯に対してタオルが大きな容量を占めているとき。
・15~20分過ぎたら、鍋から取り出して水ですすぐと、汚れか色落ちかわからないが、とにかくタオルの色が奇麗になる。
でした。
煮洗いは、適当な大きなの鍋さえあればできるので、私にとってはお手軽にできました。
ただ、熱湯の扱いだけは気をつけることですね。
この記事を読んだ方の参考になれば幸いです。