パソコンによる腕の疲れ解消に効果的なストレッチ、私のおすすめ方法とは
2017/04/15
毎日、長時間パソコン作業で起きる腕の疲れやだるさ、どうしたら手間をかけずに解消できるか、私が試して有効だった方法をご紹介します。
本当に、腕の疲れって、馬鹿にできません。
最初はだるさくらい、と思っていると、いつの間にか肘から先が重くて痛い。
この段階で解消しておかないと、疲れは肩こりや首の凝り、そして頭痛や頭のしびれにもつながりがち。
私の場合は、腕全体がだるいと、全身もだるくなって、次には風邪をひいたりすることも多いのです。
そんな時はお風呂に入って、血行をよくすればいいかもしれません。
ところがそんな時は、お風呂の用意をするのもかったるいのです。
さらに年齢が上がるにつれて、後を引くようになりました。
やっぱり、局所的な疲れはその時重点的にケアしないといけないな、と思いつつ、色々試すうちに行き着いた方法とは
ストレッチ、でした。
ストレッチなんてよくある方法じゃない？
とお思いの方で、しかも自分もやっているのに効果がない、という方は、、自分もやっているけれど効果がない方も、一度お読みになってくださいね。
腕の疲れ解消ストレッチ、どんな方法がありますか？
普通、腕が疲れたときのストレッチって、こんなことをやりませんか？
それは例えば
・腕を伸ばして、手を広げることと、脱力を繰り返す
・肘の屈伸
・肘から先をぶらぶらさせる
もっと重症だと感じたときは
・両腕を上方に伸ばすことと、脱力を繰り返す
これは腕の筋が伸びた実感があるので、やっている人も多いでしょう。
などなど。
これらの方法、私も一通り試していました。
でもやっぱり、腕の疲れは取り切れません。
ではどうしたらいいのだろう？
腕が疲れて休んでしまっては仕事も日常生活もできないし、なんて考えて焦った時期もありました。
でもそれは、思いがけない方法で解決したのです。
全身、といっても、床に寝てではなく、その場で立ってやるのです。
私が見つけた、パソコンによる腕の疲れに効果的なストレッチ方法
それは全身を使ったストレッチです。
全身といっても、床に寝そべる必要はなく、その場でできますよ。
その方法は簡単です。
1.その場に立って両腕を上方にあげ、片足を後ろにひく
（アキレス腱を伸ばす運動と同じ態勢ですね。違いは腕をあげていること）
↓
2.腕をあげたまま、後ろにぐーっと反りかえる
この時、指先まで伸ばすのがコツです。
これを２~3回ほど繰り返す
３.今度はもう片方の足を後ろに引いて、やはり腕を上げたまま、後ろに反る
これを２~3回繰り返す
すると、腕の小指側の筋肉が、足元から1本のつながりで伸びるのが感じられます。
その感覚は、座ったまま腕を伸ばしたときより、深い部分です。
おそらく、腕の筋肉のうちでも、インナーマッスルに当たる部分が伸びるのでしょう。
その他に効果を感じた方法としては
・腕を上にあげて、指先まで伸ばしながら左右に開いて下げていく
こちらは、座っていても有効です。
あまりだるさを感じない段階なら、これだけでかなり収まります。
さらに寝る前にできて、腕の疲れや凝りに効くストレッチとしては
・就寝時に布団に入ったら、上体だけ起きて前屈ストレッチ
このストレッチもまた、腕以外に肩や首のこりまで、ほぐしてくれます。
コツは、かかとのアキレス腱を伸ばした状態でやること。
アキレス腱を伸ばす、というのは、バレリーナがトウシューズを履いて踊っている状態とは真逆の状態ですね。
アキレス腱を伸ばした状態で前屈すると、足の後ろの筋肉もよく伸びます。
この前屈ストレッチ、10~20回ほど繰り返すと、体がほぐれてぐっすり眠れるというメリットもあります。
さらに、夏ではエアコンの冷えによる体調不良にも効果的ですよ
冬なら起床時に実施すると、手足の筋肉が凝って体が動きにくいこともなくなりました。
さらに思いがけない効果として、この前屈ストレッチをしていると、正座をしても、足がしびれにくくなるんですよ。
まさに全身ストレッチ、さまさまです。
話が広がってしまいましたが、全身ストレッチには腕だけでない効果もありますので、
「私今まで全身はやっていなかった」
とお思いの方は、一度お試しになってくださいね。
