雛人形の処分方法、寄付や供養、それ以外もありますか?
雛人形の処分をお考えの方に、どんな方法があるか、またそのやり方をまとめました。
これまで大切にしてきた雛人形を手放す時は、色々な思いがあるでしょう
そんな時も、後味の悪い思いはしたくないですよね。
お祖母様やお母さまから伝えられたお人形だったら、なおのことだと思います。
そこで、古くなった雛人形の扱いについて。お伝えしますね。
雛人形を処分する方法、どんなものがありますか?
雛人形を手放す方法には、大きく考えて4つあります。
一番スタンダードなのは《供養》に出すことですね。
ただ、いくら供養でお焚き上げと言っても、人形の状態によっては
どこかで使って(飾って)もらいたい、という場合もありますよね。
そのようなときは、この方法もありますよ。
・施設や自治体に寄付する
※実は供養と言っても、供養先の団体によってはお焚き上げばかりではなく、施設や海外に寄付してくれるところもあるんですよ。
ただその団体を見つけるのが難しいですね。
または
・フリマやオークション、ジモティーに出品する
若い方なら、メルカリの活用もあるでしょう。
さらに。
七段飾りのように置き場所がなくて処分するときは、こんな方法もありますよ。
・メインの男雛、女雛だけ残して、季節の飾りにする
特に9月9日の重陽の節句は、《追い雛》と言って、大人が自分のお雛様を飾り、長寿と健康を祈る慣習があるんですよ。
ただ、この時は三人官女など、他のお雛様は供養に出すことになりますね。
屏風や段飾り、小道具などは、通常ゴミとして自治体5との決まりに沿って処分することになります。
⇒雛人形を供養する時期や料金は?道具など人形以外はどうするの?
雛人形を寄付する方法、幼稚園や自治体へはどうするの?
雛人形を寄付してセカンドライフを送らせてあげたい。
なのでお住いの地域の幼稚園や施設などに寄付をお考えでしたら、まずは市役所や区役所に連絡しましょう。
そこで、寄付を受け付けているところを紹介してもらうのです。
もしも自治体の方で把握していなければ、ご自分で一つ一つ、当たっていくのですね。
ただ実際には、幼稚園などではもうすでにお雛様を持っているところが多いようですよ。
もしも寄付するとしたら、訳合って親御さんと離れて暮らす子供たちの施設などはいかがでしょうか。
また、お年寄りの施設なども、入所しているご本人たちが喜んでくれたりします。
雛人形の意味からすると、お子さんたちの目に触れるほうがふさわしいのかもしれませんね。
でも、引き取ってくれる施設あってのものですから。
また、自治体によっては村おこしなどの一環として、たくさんのお雛様を並べるイベントを開催するところもありますよ^^
(たとえば、埼玉県鴻巣市などですね)
でも、せっかく状態がいいのに、寄付先が見つからなかったらどうしましょうか。
その時は、次の方法などいかがでしょうか。
雛人形の処分方法、フリマやオークションはどう?
フリマやネットオークションへの出品については、「よほどの銘品でないと二束三文の値しかつかない」
という声もあるんですね。
でもこの場合は、実利というよりお雛様のセカンドライフが目的です。
なので無料や安値であっても、大切にしてくれる方の手に渡るなら、よしとしましょう。
その点、フリマでしたら相手の方とも直接やり取りしますので、納得のいくお相手が見つかりやすいのではないでしょうか。
特に最近は、外人さんに好評で引き取られていく例もある、とのことですよ^^
無料ではちょっと、とお思いの方は、ヤフオクやジモティー、メルカリを活用してみましょう。
ジモティーもまた、地元の方と直接顔を会わせて受け渡しをしますので、その点はお互い安心ですね。
ただし、これらに出品の際は、雛人形の保存状態などを事前に詳しく伝えておきましょう。
後のトラブルを防ぐために、大切なことですから。
また、受け渡しの際は、第三者に立ち会ってもらうとか、ファミレスなど人目のある場所を選ぶとよいでしょう。
おわりに
ここでは、まだまだ飾れそうな雛人形の処分方法についてお伝えしました。
どうしても引き取り手が見つからなかったら、供養先を探すことになるのでしょう。
でも、どうかよいセカンドライフを送れる場所が見つかりますように。
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