洗濯物のたたみ方で長袖シャツは?コンパクトでキレイにたためる方法を徹底解説
2018/04/19
長袖の洗濯もの、たとえばワイシャツや下着のシャツを、キレイに形を整えてたたむには、どうしたらよいでしょうか。
下着ばともかく、ワイシャツでしたら、ハンガーに吊るせばいいじゃない?
と思っても、旅行に持参したり、衣替えで収納するときは、やっぱりたたまないといけません。
適当にたたんでしまうと、袖がもたついてシワになったり、収納の引き出し委の中で、形が崩れてしまいますよね。
そこでアパレル経験のある友人に教わって試した結果、失敗する原因と改善のコツをお伝えします。
洗濯物のたたみ方で長袖ワイシャツのコツは?
ユニクロとかアパレル店員さんでは、立ったまま長袖シャツをたためる方も少なくありません。
特にTシャツとか、瞬時にたたむ技、動画でも公開されています。
でもここでは、長袖ワイシャツも下着のシャツも、まず床に置いてたたみました。
それと、ワイシャツ以上に苦労したのが、男性用の下着のシャツです。
ではまず、ワイシャツのたたみ方から行きますね。
長袖ワイシャツのたたみ方
1)ワイシャツを置きます。
ボタンは第一ボタン以外全部留める必要はありません。
打合せのラインが崩れない程度に留めておきます。
(あえて言えば、一番下のボタンは留めておいた方がいいでしょう。
裾のラインを保つためです)
2)ワイシャツをそのままひっくり返して置きます。
この時、袖はあまりピンと伸ばしておかなくても構いません。
3)片方の見頃を折ります。
(左見ごろと右見ごろ、どちらからでも構いません。
ここでは左見頃から折っています)
折り目の開始は、真ん中の線(正中線)と見頃の端の中央を目安にします。
※この時、元々の折り目がちょうどその辺についていました。
そこで、下までその折り目通りに折ったのですね。
ところがこれは失敗でした。
その理由は、あとでわかります
4)袖を折ります。
折り始めは、袖の付け根から。
袖の左端のラインが、見頃のラインと平行になるように合わせます。
5)もう片方の見頃と袖も同様に折ります。
横から見たところ
6)全体を横に三つ折りにします。
まずは下から、次に上を折ります。
2回目は、上部を下に折りたたむのも楽ですよ。
※こんな感じになります
7)上下をひっくり返します。
これで
出来上がり・・・あれ?
確かにコンパクトですし、袖も襟もはみ出してはいないけれど
端が揃っていません。
上も左右も。
だから全体が台形っぽい。
もっと端のラインがまっすぐで、長方形になるはずなんですが。
2回目やり直しても、この通りなんです。
でも、その原因がわかりました。
見頃をタテに折る時、もともとの折り目に沿っていたからです。
元々の折り目が、まっすぐ下ではなくて、外向きに広がる角度になっていました。
なので仕切り直しです。
1)ワイシャツを置いて
2)ひっくり返して
3)片方の見頃を折る時
★正中線と見頃の中央から、まっすぐ下に折るのです。
一度でうまくいかなかったら、この段階でやり直して調節しておきます。
4)袖を折ります。
袖の付け根から折り始め、見頃の端に平行に、沿うように合わせます。
5)もう片方の見頃と袖も折ります。
この時、左右の見頃の幅が違っていたら、3)からやり直します。
6)横に三つ折りにします。
幅が揃いきっていなかったら、手を入れて調整します。
8)完成です。
これでどうやら、合格ラインになりました。
これまでの説明でわかりにくいところがあったら、次の動画がわかりやすいのでご覧くださいね。
私のやり方に一番近い動画です。
↓ ↓ ↓
さらにコンパクトにたたむなら、こちらの方法で
次は下着のシャツに移ります。
洗濯物のたたみ方で長袖下着シャツの場合は?
長袖下着のシャツのたたみ方も、基本は同じなんです。
ただ、こちらは何とかきれいにたためるようになるまで、何回か練習が必要でした。
その理由は、《下着シャツは伸び縮みする素材だから》です。
なので折っていても、なかなかまっすぐキレイなラインにならないんですね。
そこで私がやったことの記録です。
長袖下着シャツのたたみ方
1)シャツをいったん置きます。
この時、袖をすみずみまでまっすぐピンと伸ばす必要はありません。
ここでピンと伸ばしてしまうと、たたむ時に逆効果になります
2)ひっくり返す
3)片方の見頃を折る
折り始めは、やはり正中線と見頃の端の中間辺り。
ところがここで、まず一苦労でした。
端のライン、見てください。
脇のラインがカーブしています。
ウェストに向かってはくびれ、裾に向かっては開いてるんですね。
ワイシャツの時のように、まっすぐになってくれません。
これを無視してたたんでしまうと、
左右がズレズレの仕上がりになってしまいます。
そこで、
見ごろの端のラインがまっすぐになるよう、手を入れて調整するのです。
4)袖をたたみます。
袖をたたむ時も、やはり袖の付け根からまっすぐ下になるように折ります。
5)もう片方の見頃や袖も折ります
左右の見頃と袖を折ったところで、袖の長さが違っていたら、袖の付け根に手を入れて、調整します。
全体が長方形になったところで
6)横に三つ折りにします。
三つ折りにして、襟の位置や左右が揃っていなかったら、手を入れて揃えましょう。
こんな時は、伸び縮みする素材が役に立ちます^^
7)形を整えて、出来上がり
長袖の下着、ワイシャツに比べて難易度が高いですね。
でも、いざとなったら《手を入れて伸び縮みさせて、形を整える》
ということに気がついてから、楽になりました^^
まとめ
長袖のワイシャツや下着シャツのたたみ方、いかがだったでしょうか。
これまでの内容をまとめると
・長袖ワイシャツも下着シャツも、いったんひっくり返してから
見ごろ⇒袖の順でたたみ
横三つ折りにして完成
たたむ時は、
正中線から見頃の端の中間部から《まっすぐ下に》折る。
コツは、元々の折り目の角度にこだわらないこと。
早い段階でまっすぐになっているかチェックすると、余計な時間がかからない
・下着シャツの場合は、たたむ手順自体は同じ。
ネットは素材が伸び縮みすること。
そのために1回ではまっすぐなラインが作りにくい。
そこで手を入れて、ラインがまっすぐになるよう調節する。
(ここでは逆に、素材が伸び縮みすることがメリットになる)
でした。
どちらも慣れればできるようになりますので、1~2回でうまくいかなくても、めげずに練習してくださいね。
それでは洗濯物の長袖シャツ、きれいにたたんで収納ができますように。