井の頭公園のお花見スポットや場所取り、デートのランチはどこがいい?
2018/03/26
東京のお花見スポットとして、井の頭公園も人気ですね。
毎年お花見の季節は、公園に行く道は初詣並みの人出だという井の頭公園ですが、お花見デートにはどうでしょうか。
桜の見頃やアクセス、場所取り情報から桜がきれいな穴場スポット、デートにおすすめのランチスポットまでまとめてみました。
井の頭公園のお花見で見頃はいつ?場所取りはどこがいい?
井の頭公園の桜の見頃は、例年ですと3月20日から4月10日までです。
細かい日付は、その年の天候によって開花状況が変わってきますので、これは目安にしてくださいね。
と言っても、これはソメイヨシノの開花時期です。
井の頭公園にはサトザクラやヤマザクラなど他の種類の桜もありますよ。
ヤマザクラは白い花が、サトザクラは濃いピンクの花を咲かせます。
早い時期なら3月上旬、遅くは4月下旬まで、次々と色々な種類の桜が咲いていますので、ソメイヨシノの季節を逃してしまった時のために、頭に入れておくといいですよ。
井の頭公園のアクセスや行き方など、基本情報
井の頭公園へのアクセスは、次の2通りがあります。
・JR中央・総武線 もしくは京王井の頭線 吉祥寺駅から徒歩10分
公園口から出たら道を渡って直進、途中から坂を下ると井の頭公園に着きます。
横浜方面など、渋谷経由の方は吉祥寺駅なら、井の頭線がおすすめです。
時間は渋谷から急行で20分ほど。
急行に乗らず、各駅停車なら
・京王井の頭線 井の頭公園駅から徒歩2分
井の頭公園駅は、各駅停車でターミナルである吉祥寺駅の1駅手前 です。
最寄り駅という点では、こちらが近いですね。
入場料・開園時間は?
井の頭公園は、入場無料で24時間開放されています。
ですから夜桜も楽しめますよ。
特別なライトアップはされていませんが、防犯のための園路灯が、桜を照らし出してくれます。
60台収容の有料駐車場がありますが、お花見の時期はよほど早朝でないと、すぐに満車になってしまいます。
ですのでお花見デートには、電車かバスを利用することをおすすめします。
トイレや売店は?
トイレは公園内に15か所あります。
なにせ、井の頭公園の敷地は東京ドームの9倍ですからね。
広いといっても混みあうことを考えて、事前に公園案内図をよく見ておきましょう。
井の頭公園でお花見スポット、どこがきれい?穴場は?
井の頭公園の桜といえば、広い池を取り囲んで咲くイメージですね。
お花見スポットとしても、一押しは
・七井橋の上
です。
七井橋は、池中央に架かる橋で、ここからですと、水面に枝をさしかけるように咲くソメイヨシノが圧巻です。
もちろん、桜の撮影スポットとしてもおすすめ。
桜が満開を過ぎても、水面に散る桜吹雪も見る価値がありますよ。
その他のおすすめスポットは
・池の岸辺
・日本庭園 ややマイナーな存在ですが、池の南側にあります。やはり桜がたくさんありますよ。
あと、特定のスポットではないかもしれませんが、こちらもおすすめ。
・ボートの上
水面から岸の桜を見渡すのも、めったにない風景ですね。
ただ、井の頭公園の池でボートに乗ったカップルは別れる、という都市伝説があるようですが、気になる方は控えたほうがいいでしょう。
ボート情報
ボートには3種類あります。
手漕ぎのローボートは大人2人乗りで、料金は60分700円。30分過ぎるごとに300円プラスされます。
足でこぐサイクルボートは 30分600円。30分ごとの超過料金は600円です。
ファミリー向きのスワンボートは、30分700円で、30分ごとの超過料金は700円。
カップルの方はローボートかサイクルボートですね。
ボートの利用時間ですが、4月から7月は10時から17時までとなっています。
もっと人出が少ない穴場スポットは?
・御殿山
池の西側にあります。
・西園
西園では3月上旬から4月下旬までたくさんの種類の桜が花を咲かせています。
八重桜に枝垂れ桜など、花の咲き方や枝ぶりのバリエーションもありますし、花の色も白から濃いピンクまで、まさに色とりどりです。
さらに、動物好きな彼女さんなら
・井の頭自然文化園
井の頭公園の中にある、都立の動物園です。
この自然文化園は、リスが木の枝や足元を走り回っていたり、放し飼いのコウノトリもいるのですね。
モルモットと触れ合うコーナーもありますよ。
家族連れやお花見から流れてきた方たちなどでもにぎわいます。
さて桜ですが、
桜が多いおすすめスポットは、
・はな子の前
・ハビタット(ヤクシカの放し飼い場)
こちらにはソメイヨシノ、オオシマザクラなど全6種類の桜があります。
中でも1本だけあるエドヒガンザクラは、4月8日ごろが見ごろ。
濃紅色のカンヒザクラは、3月上旬から
枝垂れ桜は3月中旬からですが、こちらは4月8日には葉桜となってしまいますのでご注意を。
サトザクラはやや遅れて咲きます。
井の頭自然文化園は有料で、大人の入場料は400円。
閉園は17時ですが、入場できるのは16時までです。
井の頭公園のお花見は夜も混む?
お花見シーズンは、夜になっても宴会などで人がいます。
ただ、条例によって、宴会は22時までとなっていますので、22時過ぎは静かになってきますね。
ですので、静かな夜桜を楽しみたいなら、22時過ぎがよいでしょう。
ただし、春と言っても夜は冷えるので、コートやフリースなど、防寒の用意をして下さいね。
井の頭公園のお花見デートでランチの場所取りはどう?おすすめのお店は?
お花見デートでシートを敷いてお弁当を、と思っている方、実情は厳しいですよ。
井の頭公園でお花見の場所取りには、大人数なら早朝6時からでないと、と言われています
そのためには始発電車に乗るとか、場合によっては前夜からという人もいる、とのこと。
カップルでは、午前中の早い時間、といっても10時以降が多いですよね。
ですので、私のおすすめとしては、
まず渋谷か吉祥寺でブランチを摂る
公園内では売店でやきそばやフランクフルトを立食
手つくりお弁当なら一口サンドウィッチを用意する
立食と言ったのは、公園内のベンチも空いているかどうかわからないからです。
場合によっては、時たま岸辺の手すりにもたれる程度で、あとは散歩になってしまうかも。
でも池の周りを1周しても30分程度ですし、公園内を歩きまわったとしても、1~2時間程度ですね。
なので歩きやすい靴を履いていれば、そんなに負担ではないでしょう。
売店について
七井橋を渡ると、、横にボート売店があります。
やきそばやたこ焼き、ソフトクリームなどがありますが、お店の売りは
・三福だんご
大福・幸福・裕福の三福をもたらすというお団子です。
くるみ味噌だれと醤油だれの2種類があって、値段は310円です。
その他、ちゃんとした(?)ランチを楽しみたい方には、次のお店がありますよ。
井の頭公園でイタリアンランチのお店、おすすめは?
ちょっと豪華なランチなら
・リストランテ プリミ・パチ
井の頭公園に隣接する本格イタリアンです。
グルメ関係サイトでは、吉祥寺で人気ナンバー1。
ランチの平均予算は4000円で、時間帯は
平日 11時~15:30 (ラストオーダー14:30)
土日祝 11時~15:45 (ラストオーダー)15時)
・Dining Cafe FESTA
公園内にあるカジュアルイタリアンカフェ&ダイニングです。
大きな窓から公園の桜がよく見えるのも好評。
値段は日替わりランチメニューが780円からと、リーズナブルな設定です。
テイクアウトもできますよ。
営業時間は12時から22時までで、休業日は不定期。
吉祥寺にはこの他にも、グルメやスイーツの美味しいお店がたくさんありますので、公園を出たあともショッピングや映画などと一緒に楽しんでくださいね。
まとめ
井の頭公園のお花見デート情報をお届けしましたが、いかがでしょうか。
人込みとシートの場所取りは厳しいですが、他の点では十分楽しめそうですね。
もしももっと穴場のスポットがよければ、善福寺公園や和田堀公園もありますので、そちらも当たってみてくださいね。
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