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お中元上司2

季節の行事

お中元の添え状 上司や親戚にも必要?書き方の例文や送り方は?

お中元につきものの添え状について、文面や送り方についてご紹介します。

添え状とは、送付状や挨拶状、送り状とも呼ばれます。
こちらから贈ったことをしらせるもので、ただお品を贈るだけでは失礼にあたると言われます。

でも今は何かと略式の世の中、どうなっているでしょうか。

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お中元の添え状は必要?上司や親せき、両親には?

マナーの本には、添え状は欠かせないとされています。

その理由は、お中元とは、もともと日ごろお世話になっている方への感謝を表す手紙に、お品がついたものとされているから。
つまり、本来は感謝の手紙がメインで、品物がサブだったのですね。

そして、贈る相手も上司や取引先のお得意様、
恩師や先輩、習い事の先生でした。
仲人さんご夫婦もお中元を贈る対象に入りますね。

ところが最近は、親戚や義両親、実の両親までお中元を贈る家庭が増えているのですね。

これは会社間で虚礼廃止の傾向が強くなったため、売り上げ減少を恐れたデパートが呼びかけたからだとか。

もちろんお互い納得したうえで、お中元を贈るのは悪いことではないでしょう。

ただ添え状については、親戚や義両親、実両親や兄弟姉妹の間では、なくてもよいと考える方も多いようですよ。

なぜなら、お互い気心が知れた仲だからです。

では上司へのお中元はどうでしょうか。

上司への添え状は必要、とする本もあります。

ただ正式な添え状は、別便で送るものです。
それも、お品の前に届くように、とされています。

でも現在、個人の間で添え状を別便で送ることも減りました。

大きな理由の一つとして、、注文先から直送するケースが増えたことがあります。
その場合は、文字通りメッセージを添える形が多いです。

ですので、上司によっては、かえってびっくりされるかもしれません。

逆に、普段かなり格式を重んじるタイプの上司なら、きちんとした印象をもたれることでしょう。

では具体的な文面は、どのようなものになるでしょうか。

お中元の添え状 上司への例文で基本の書き方をご紹介

ここでは上司への例文をご紹介しますが、添え状は相手がどのような関係であっても、基本的には同じ内容となります。

まず
・時候の挨拶
からはじめ
・日ごろお世話になっていることへの感謝
・品物を贈るので、お納めくださいとのお知らせ
・〆のあいさつ

でも、場合によっては
相手の方が、今は転勤や引退などで顔を合わせることがなくなっている
ということもありますよね。

そのようなケースでは

日頃の感謝の代わりに

「お変わりなくお過ごしでしょうか」

などど、相手の安否を気遣う文にしましょう。

それでは、例をあげますね。

(ここより例文)

拝啓

〇〇様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、平素△△が大変お世話になっておりますこと、厚く感謝を申し上げます。

つきましては、本日、お中元の印をお送りさせていただきました。心ばかりのものですが、ご笑納頂ければ幸いです。

それでは〇〇様もお忙しい毎日をお送りのことと存じ上げますが、どうぞご自愛のほど心よりお祈り申し上げます。

敬具

平成〇〇年〇月〇日

△△ △△(差出人の名前)

(例文ここまで)

この文章の場合は、妻が書いたとわかるような女性らしい言葉遣いですが、差支えありません。

大体の場合、お中元の手配も添え状も、受け取る側も女性のご家族が多いですから。

時候のあいさつとしては、この他に

・盛夏の候
・梅雨の候

などがありますので、お中元を送る時期に合わせて選びましょう。

あまり女性らしい文面にしたくない場合は、
「盛夏の候」など、大和言葉より漢語を使うと、男性っぽさが出ます。

相手の方へのあいさつ表現としては、このほかにも

・〇〇様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
・〇〇様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

などがありますし、
本題についても

・平素は、○○がひとからならぬお世話になりまして、心よりお礼を申し上げます。
・ひとかたならぬお世話になりまして~
・お礼申し上げます。
・感謝のおしるしまでに、心ばかりのものですか~
・ご笑納くださいませ

など、細かい部分はバリエーションがありますよ。

仲人さんやご親戚など、ご夫婦とも交流がある場合は
「平素は、何かとお気遣いを頂きまして」
など、応用してくださいね。


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お中元の添え状 送り方は?

先にもご説明しましたが、お中元の添え状は別便で封書に入れて贈るのが基本です。

その際は、白無地の便せんを使いましょう。

差出人の名前には、ご主人の名前を書きます。
奥様が書いた場合もです。
その場合は、ご主人の名前の横に、小さく「内」と書き添えればよいのです。

これで「妻の内助」で、奥様が手助けしている、ということがわかりますから。

これは恥ずかしいことでも何でもありませんので、安心してくださいね。

別便で贈るのは大げさだし、配送なので一緒に贈りたい、という場合もありますね。

そんな時は、すでに包装紙と熨斗紙がかかっているなら

・包装紙と熨斗紙の間に入れる
とよいでしょう。

添え状は、あくまで送ったことのご挨拶がメインですので、近況報告を入れる場合も、あまり長くならないようにしましょう。

★送付先について

単身赴任の上司の場合、添え状もお中元も本来のご自宅にするほうがよいでしょう。

単身でお過ごしの上司より、ご自宅で奥様やご家族が受け取ったほうが処理もスムーズでしょう。
保存の効くお品なら、休暇に帰っても取っておけます。

お中元を受け取ったことは、奥様から上司に連絡がいくでしょうから、その方が安心ですね^^、

おわりに

お中元の添え状について、上司に贈ることを中心にまとめました。

内容をまとめると

・添え状は別便で、ハガキでなく封書が基本だが、最近は配送時に同梱したり、添え状自体がなくなってきている

・親戚や義両親、実両親への添え状は省略してもよい場合が多い

・上司へのお中元には、添え状を進める意見が多い

・添え状の内容は
時候の挨拶⇒感謝のことば⇒お中元を送ったことの報告⇒相手の安否を気遣う〆の言葉

・妻が書いた女性らしい文面でも構わない。
差出人の名前は夫で、妻は夫の名前の横に小さく「内」と書き添える

・単身赴任中の上司には、添え状もお中元も自宅に贈る方がよい

でした。

お中元は、一度上げるとお歳暮とセットで送り続けることになる、とされています。

長いお付き合いになるかもしれないお相手との関係、大切にしましょうね。



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