お中元は上司にも贈るべき?住所の聞き方、相場や渡し方は?
会社の上司にお中元を贈ろうとお考えの方に、相場や渡し方、添え状についてお伝えします。
仕事の面倒を見てくれる上司、立場上とはいっても有難い方ですよね。
そこでご本人でなくても、奥様としては感謝の気持ちを伝えたいこともあるでしょう。
特に、旦那様が転勤して間もない場合はなおさらです。
でも、慣れない職場や会社では、どんな慣習があるかわかりません。
それも含めて、どうしたらよいのでしょうか。
お中元は上司にも贈るべき?住所の聞き方はどうするお?
まず、今の職場ではお中元の慣習があるかどうか、確認しましょう。
上司にお中元やお歳暮をあげることが普通なのか、どちらかというと必要なところなのか、それとも虚礼だとしてあげないことが奨励されているのか。
また、会社全体の慣習と、部署ごとの慣習が違う場合もありますから。
そのような場合、違ったことをしてしまうと職場で浮いてしまったり、気まずい思いをすることになってしまいます。
確認する相手は、ご本人のやや先輩で、同じようなポジションの方がいいでしょう。
もしもお中元を贈っても違和感のない職場でしたら、次のアクションに進んでみましょうね。
お中元で上司の住所がわからないときの聞き方は?
最近は個人情報保護の考えが行きわたり、職場の人たちの連絡先は電話番号かメールアドレスのみで、住所の記載がない、ということもよくありますね。
そのような場合は、上司ご本人にストレートに聞いてもお中元だとわかってしまい、はぐらかされる可能性があります。
そうなったら、その上司ご本人がお中元は無用と考えている可能性もありますね。
ただ、内心はお断りではなくても、職場でお中元のやり取りについて話していると、周囲に聞かれたくない、ということもあります。
そんな壁(?)を突破したい場合は、
・暑中見舞いや年賀状を出すときのために、という口実で聞く
という方法があります。
ここで「いや、そんな挨拶は不要だから」と言われたら、お中元はなおさら不要とお考えの可能性が高いですね。
また、暑中見舞いや年賀状自体を出し合わない職場でしたら、お中元やお歳暮もない場合がほとんどでしょう。
お中元 上司への相場はいくらくらい?
通常ですと、お中元の金額の相場は3000円~5000円程度ですね。
相手が上司の場合も、同じように考えてよいでしょう。
部下からの品があまり高価では、上司もかえって負担になってしまいます。
ではその品物は何がよいか、というと
上司の好きなもの、
たとえば好きな銘柄のコーヒーや食べ物がわかっていたらベストですね。
ただ、ビールやお酒類はお好きな方でも、私としてはおすすめしません。
その理由は、体への影響があるからです。
中には上司ご本人がお好きでも、奥様やご家族からは飲んでほしくないと思っていることもありますから。
ではそれ以外で、何か無難な品はというと
お中元 上司への人気ランキングは?
一般にお中元で贈るものは
・飲料や食料品、実用品
が多いですね。
飲料ではコーヒー、お茶、紅茶
食料品では、そうめん、缶詰類詰め合わせ、ゼリーや水ようかんなど保存が効くもの
ただ、上司の年齢によりますが、ご年配の方(50代とか)でなければ、そうめん以外にしたいですね。
季節柄、サクランボや桃、毛ガニなどの生鮮食料品もあります。
ただしこれらのものは、万一にも傷んでいたり、毛蟹も好みがありますから、グルメの上司以外では避けたほうが無難でしょう。
グルメの方ならまたそれで、細かく銘柄や店の好みがあったりしますから。
無難に行くなら、食料品は保存がきくものにしておきましょう。
実用品では洗剤が人気ですね。
あと、お子さんがいらっしゃる上司なら、テーマパークの入場券などはいかがでしょうか。
お子さん向けにカルピスやジュースの詰め合わせ、という手もありますが、虫歯が心配で甘いものはあまり摂らせない、というご家庭も増えていますので。
もちろんこれも、上司のライフスタイルを知っておく必要がありますが4.
チケット類ならかさばりませんし、上司にさりげなく手渡せる、というメリットもあります。
お中元 上司への渡し方は?
お中元は本来なら、手渡しが正式とされています。
それも、品物を添え状と一緒に風呂敷に包んで、相手の家へ持参するのです。
でも実際には、上司の家が遠くて、持参するにはちょっと、という場合も多いでしょう。
かといって職場で手渡す、というのもためらってしまいますね。
そんな場合は、注文の際、配送を頼むのはどうでしょうか。
配送されたものを受け取るのは、たいてい昼間で奥様が受け取る場合が多いと思います。
でも最近は、共働き家庭が多いため、上司の奥様もパートに出ているかもしれません。
また、在宅でも、子どもが小さいうちは忙しくて、誰かの来訪にも身支度を整えるが大変です。
夫の部下に変なところを見せられない、なんて負担をかけたくはありませんよね。
もしも直接持参するならアポを取って、が理想ですが、その前に電話をする必要も出てきます。
実際、それはお互い面倒なようでしたら、やっぱり配送にするのもありでしょう。
ここは上司のご家庭の事情を考えて、ケースバイケースで考えてくださいね。
そして配送を手配したとしても、上司に対して
「お中元を贈りました」
と伝える必要はありません。
お中元が届いたら、上司の方から何かアクションがあるでしょう。
たとえばお礼状や電話、メールなど。
それまでは、お中元のことはいったん忘れて、いつも通り仕事に没頭していましょう。
添え状や上司からのお礼状などについては、また別の記事でお伝えしますね。
おわりに
これまでの内容をまとめると
職場の上司へお中元を渡すかどうかは、まず職場の慣習を確認する。
上司自身が受け取らない主義の場合もある。
お中元を贈る場合、上司の住所がわからない場合は
・暑中見舞いや年賀状を出すから、と言ってきく方法もある
はぐらかされたら、それ以上追及しない方がよい
・上司に贈るお中元の金額は、3000円から5000円が相場
品物は、保存のきく飲料や食料品、洗剤などの実用品が人気。
・渡し方は、本来なら手渡しだが、現代生活の事情では、上司の家に配送を頼んでもよい
・お中元には添え状を入れるのが基本。
贈った胸のあいさつは不要。
でした。
添え状の文面については、また後の機会に記事にしますね^^