深大寺の節分豆まき2018感想!ゲストや混雑、そして意外な見どころがありました
2018/03/03
調布の深大寺の節分豆まきをレポートしますね。
深大寺の豆まきは、11:30頃、13:30頃、15:30の計3回行われます。
”頃”とあるのは、その前のご祈祷が、やや伸びることもあるからです。
そこでの豆まきゲストには、毎年芸能人や有名スポーツ選手が呼ばれますが、今年はどのような方たちだったでしょうか。
また混雑ぶりや、豆まき式の前にも私が感動した見どころもお伝えします。
深大寺の豆まきでゲストや芸能人は誰だった?
深大寺の豆まきゲストは、地元の方でも本番までご存じない方が多かったみたいです。
前もって深大寺の公式サイトを見ても記載はありません。(今もありません)
当日、深大寺に行っても告知がないまま。
私は13:30の回には間に合わなくて、14時過ぎに着きました。
途中。国宝の白鳳如来像を拝観したり、周辺のコンビATMでお金をおろしに行ったり。
門前に戻った時は、14時40分。
お蕎麦屋さんで食べるほどの時間はないので、近くの店で「そばせんべい」を食べたり、ベンチでスマホを見ていました。
でもこれは正解だったのです。
15時になると、門前の階段を下りた東側から、ブオー、ブオーという音が聞こえてきました。
それと一緒に、シャーン、シャーンと言う音も。
合間にはリーン、という涼やかな音も聞こえます。
見ると、行列がこちらに向かってきます。
先頭の二人は、それぞれ大きな提灯を掲げています。
それに続いて、サビ色?の衣の僧侶。
錫杖を持ったお二人が続きます。
シャーン、シャーンと言う音は、錫杖を地面に打ち付けた時に、上の輪っかが立てる音でした。
さらに、「おりん」をリーンと鳴らす、グリーンの衣の僧侶、さらにホラ貝を吹き鳴らす、サビ色の衣の僧侶。
その後には、カミシモを着た男女が何人も続きます。
年男、年女の方たちですね。
その後には、大柄なお相撲さんの姿が見えます。
それは玉鷲関でした。
部屋の親方と、後輩力士も一緒です。
玉鷲関は、今場所で金星を挙げたということで、見物人からお祝いを言われてたり、笑顔で握手に応じながら歩いていました。
他には、俳優の江藤淳さんに、春風亭…確か小朝さんだっとと思います。
もうお一方。(あとで確認しておきます)
ミス調布もいらしたとか。
(さらに本番では、ピーポ君とキューちゃんが加わっていました)
行列の最後は、袈裟をかけた数人の僧侶でした。
一行が門までの階段を上り、境内に入っていくと、これまで階段下にいた人たちも、続いて門をくぐります。
この日、門の内側の屋根には、溶けきれない雪が残っていました。
なので境内に入る時は、ぽたぽたと水が垂れているので、濡れてしまったのです。
でもこの時は、門の向こうには地元の方たちが数人、紺色の大きな和傘を差しかけて待ってくださっていました。
本堂前の特設舞台の周囲には、たくさんの人が詰めかけています。
ただ、第3回目だからでしょうか?
足の踏み場もないほどとか、押し合いへしあい、というほどではありません。
でもまだ、豆まき本番までは時間があります。
このまま待っているのかと思ったら、思いがけないことが起きました。
深大寺の豆まき前の和太鼓パフォーマンス
最初はテケテンテンテンという軽やかな音で始まった、和太鼓パフォーマンス。
軽やかな音は、すぐにダイナミックな音とリズムにとって変わりました。
どうにか背伸びして舞台を見ると
本堂前の特設ステージにはいくつもの和太鼓が用意され、演奏しているのは10代の女性たち。
年齢は中高生くらいでしょうか。
ポニーテールの髪が、頭をふると一緒に揺れています。
ところどころでポジション移動したり、しゃがみこんでは躍り上がったり。
隣同士で顔を見合わせて笑顔になるのは、演出のうちなのでしょう。
でもとってもすがすがしい、いい笑顔でした。
和太鼓のパフォーマンスは、全部で3曲でしたが、私は最初の演目が一番印象に残りました。
気迫が伝わってきて、なんだか涙が出そうになったこと、何回もありましたよ。
まさか、豆まき前にこんなお楽しみがあるとは。
思いがけないプレゼントでした。
そしていよいよ豆まき本番です。
深大寺の豆まき開始、その様子は?
豆まき式そのものは、10分ほどで終わりました。
始まる前には、舞台の上でゲストの方が一人一人紹介され、それぞれごあいさつ。
玉鷲関の親方からは、最近の相撲界では悪いニュースが続き、みなさんにご不快やご迷惑をかけていることをお詫びして
これからは良いニュースを届けられるように努めたい
ということで、温かい拍手が起こりました。
俳優の江藤淳さんからは、
「最近テレビにあまり出ていないけれど、舞台には相変わらず出ていますので」
とごあいさつ。
さらにピーポ君やキューちゃんも紹介されました。
そして豆を巻く前には
「遠くへ投げますので、前に詰めかけないでください」とアナウンスがありました。
そして「福は内」の掛け声とともに、豆の袋が投げられます。
そうそう、深大寺の豆まきの掛け声は「福は内」だけで、「鬼は外」とは言わないんです。なんですよ。
これにはちゃんといわれがあるのですが、それは後で追記しますね。
私はこの時、なぜ豆まきにアスリートを呼ぶのか、理由の一つが分かったような気がしました。
なぜって、この時も「お相撲さんが投げるとパワーが違うな」と言われていたからです。
力士をスポーツ選手とかアスリートと呼ぶのは、抵抗がある方もおられるかもしれません。
でも日頃、体を鍛えている人たちは、やっぱりパワーがこもって、高く遠くまで届いていた気がします。
豆まき終了後は、豆をもらえなかった人限定で、豆が頂けることになっています。
場所は鐘つき堂の前と、もう一か所の計2か所なんですが、みんな鐘つき堂の前に集まってしまいます。
私もその一人でしたが、豆が配られるまで時間がありそうなので、そのまま境内から出ました。
その後はいったん外に出て、「湧水」というお蕎麦屋さんでそばを食べたり、鬼太郎茶屋など他のお店も見たりで時間を過ごしました。
16時半を回ると、少し気温が下がってきたので、帰ることにしました。
帰りはつつじヶ丘駅北口行きのバスを使いました。
この方が、調布駅行きよりも、バスの本数がずっと多かったからです。
帰りのバスの乗客は数人くらいで、渋滞にもあわずに15分ほどでつつじヶ丘駅に到着。
あとは京王線各駅停車に乗って、自宅に戻ってきたのです。
おわりに
深大寺の節分豆まき、私が行った時間はそんなに混雑しすぎないで、全体が和やかな雰囲気でした。
あたりの緑や水とともに、癒されます。
3月3日、4日にはだるま市が開催されるので、その時も行きたいと思っています。
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