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美容・健康法

日焼け止めのノンケミカルとは?ケミカルとの違いは?見分け方はどうすればいい?

2018/03/03

日焼け止めでノンケミカルとは何か、ケミカル日焼け止めとの違いや見分け方やそれぞれのメリット、デメリットについて伝えします。

肌が弱い方や成分に興味がある方が、日焼け止めで気にするのが肌への影響ですよね。

その中でよく言われるのが、日焼け止めがケミカルかノンケミカルかということです。

でもケミカルとかノンケミカルとか、何が違うのでしょう。
なるべくなら、肌に優しい低刺激の日焼け止めを選びたいですよね。

そこで、まずは二つの違いからご説明します。

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日焼け止めでノンケミカルとは?ケミカルとの違いは何?

ケミカルとは「化学の」「化学的」という意味ですが、

日焼け止めでケミカル、ノンケミカルの違いは

・紫外線吸収剤を使用しているか、していないか

を指しています。

※化粧品でも「ケミカル化粧品」という言い方もあるんですよ。

この場合は合成界面活性剤不使用の製品を子ノンケミカルと呼ぶことが多いです。

日焼け止めでケミカルとノンケミカルの見分け方は?

ノンケミカル日焼け止めには、「ノンケミカル」と記載があることが多いです。

一方のケミカル日焼け止めには、「ケミカル」なんて入っていることはまずありません。

ケミカル日焼け止めかどうかは、次の成分が入っていないかどうか見てみましょう。

・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル

・オキシベンゾン-3

でもなぜ
、肌から紫外線を防ぎたいのに「吸収剤」なんてつかうのか、不思議に思いますよね。

日焼け止めに紫外線吸収剤を入れる理由は?

紫外線吸収剤は、紫外線を受け止めると吸収して、熱エネルギーに変えてしまいます。

なので、紫外線がその下の肌にまで届くことはなくなります

紫外線吸収剤のメリット・デメリット

・メリット

紫外線吸収剤はブロック効果も高いですし、無色透明。
日焼け止めに使用した場合、するするとなめらかな塗り心地です。
白浮きすることもありません。

ただし、デメリットもあります。

・デメリット

紫外線をブロックするには効果的なんですが

肌の上で別のものに変わる、ということは
「化学反応を起こす」
ということなんですね。

また、紫外線吸収剤は、【有機化合物】です。

そのために、肌に刺激を感じる人もおられます。

なので肌が弱い方やアレルギーの方、肌の弱いお子さんや赤ちゃんには、ノンケミカルの日焼け止めを使う方がいい、と言われたりするのですね。

最近は、紫外線吸収剤をコーティングして、肌への影響を抑えた日焼け止めも出ていますが

環境への影響も考えられたリ。

たとえば、数年前に話題になった、
・学校プールでの日焼け止め使用による、水質への影響

なども、その一つかもしれません。

(あの時は、紫外線吸収剤以外にも、日焼け止めそのものの成分が問題にされましたが)

一方、紫外線吸収剤を使っていないのが、ノンケミカルの日焼け止め。

でも、紫外線を防ぐためには、代わりに何を使っているのでしょうか。

それは《紫外線散乱剤》です。

紫外線散乱剤とは?日焼け止めのノンケミカルで使う理由は?

まず、紫外線散乱剤についてご説明しますね。

紫外線散乱剤とは?

紫外線を鏡のように反射して、散らばしてしまうものです。

紫外線散乱剤には、酸化チタンや酸化亜鉛など「粉体(ふんたい)と言われる原料が使われます。

酸化チタンや酸化亜鉛は、ミネラルファンデーションに使われる成分で、その名の通り、鉱物です。

紫外線吸収剤のように、有機化合物ではありません。

その意味では、肌への負担も少ないのです。

でも、いいことばかりではありません。

紫外線散乱剤にはデメリットもあります。

・紫外線散乱剤のデメリットとは?

紫外線散乱剤使用の日焼け止めは、塗ると白浮きしがちです。

使用感というか肌につけた時もべたついて、テクスチャーが重いですね。

なので肌に塗った後、「肌につけている感」があることも。

ただこれも最近は、紫外線散乱剤の粒子をナノ化した製品も出ています。

まあ、それならそれで、ナノ化した粒子が肌に入り込んだら、(といっても角層奥までですが)その影響は、まだわからないと言われているんですが。

また

酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線を受けて活性酸素を発生させるため、やはり肌への刺激になることもある
とも言われているのです。


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日焼け止めでケミカルとノンケミカル、結局どっちがいいの?

日焼け止めのケミカルとノンケミカルは、結局紫外線吸収剤が不使用であり、代わりに紫外線散乱剤を使っているかが一番大きな違いでしたね。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤、どちらもメリットとデメリットがあります。

ただ肌が弱い方にとっては、紫外線吸収剤不使用で、紫外線散乱剤を使用したノンケミカル日焼け止めのほうが無難だと言えるでしょう。

これまでは紫外線吸収剤不使用のノンケミカル日焼け止めは
UV効果が低いと言われてきました。

でも最近は、ノンケミカルでもSPF50の日焼け止めが出てきていますよ。

白浮きにしても、これまでは
・その上にメイクをするしかない
とか
・色付きの下地タイプを使う(ラロッシュポゼとか有名ですね)

などと言われていましたが、最近はその点もクリアする日焼け止めも出ていますよ^^

まとめ

日焼け止めのケミカルとノンケミカルの違い、いかがだったでしょうか。

これまでの内容をまとめると

・日焼け止めのケミカルとノンケミカルの違いは、
紫外線吸収剤不使用かどうかによる

・紫外線吸収剤は紫外線ブロック効果が高く、使用感も良いが肌への負担が大きく、肌を刺激する場合がある。

・紫外線散乱剤は、肌への負担が少ないが、紫外線ブロック効果は吸収剤ほどでない。

白浮きしやすく、使用感も重くてベタベタしがち。

・最近は、どちらもそれぞれのデメリットを改善した製品も出ている

でした。

ケミカル日焼け止めとノンケミカル日焼け止め、それぞれいいところがありますので、
ご自分の肌やポリシー、好みに合わせて選んでくださいね。

私がおすすめのノンケミカル日焼け止めやオーガニック日焼け止めも、機会があったらご紹介します^^

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