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お出かけ・レジャー

サントリービール工場見学を府中で体験!アクセスや試飲、子供の反応はどうだった?

東京・府中のサントリー武蔵野ビール工場を見学に行ってきました。

サントリー武蔵野ビール工場と言えば、見学は無料で、最後にビールの試飲ができると人気。

じゃらんなどの口コミサイトでも好評なんですよね。

口コミではデートに利用するカップルが多いのですが、GWや夏休みは
子供連れのご家族もたくさん訪れます。

そこで私の感想とともに、子供たちの様子がどうだったのかもお
伝えしますね。

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サントリービール工場の見学を府中で体験した感想は?

サントリー武蔵野ビール工場の見学コースは、正確にいうと3種類あるんです。

一番一般的なのは

・ガイドツアー

ガイドさんが案内してくれる、70分のコースです。

他2コースは、サントリーのザ・モルツプレミアムについてなどのセミナー付コース。

こちらは無料と有料があります。

このうち私が申し込んだのは無料のガイドツアーでしたが

その感想を一言でいうと

・きれいで面白かった

です。

きれい、というのは施設が明るく清潔で、観光施設のようだったから。

面白かった、というのは途中でちょっとした演出もあり、子供はもちろん、おとなも楽しめるものがあったからです。

そして試飲のビールやおつまみも美味しかった。

と言う訳で、これから参加をする方のために、当日の様子を最初からまとめていきますね。

(一部ネタバレがあります)

サントリー武蔵野ビール工場へのアクセス行き方は?

サントリー武蔵野ビール工場へのアクセスは

★電車の場合

京王線・JR南武線分倍河原駅から送迎バス(無料) 約7分

または

JR南武線・武蔵野線府中本町駅から徒歩10分

です。

このうち最寄り駅は府中本町駅です。

でも実際には分倍河原駅で下車して、送迎バスを利用する方が楽ですね。

★車の場合

駐車場は、数に限りがあるとのことで、公共交通機関を推奨しています。

もしもどうしても車を使う場合は、約1.1㎞のところに郷土の森博物館駐車場があります。

郷土の森博物館の駐車場は約200台収容ですし、土曜日はサントリービール工場を通るバスがあります。

ですので、そこに停めるとよいでしょう。

(※日曜日はビール工場がお休みですので、見学はできません)

サントリー武蔵野ビール工場の送迎バスに乗る

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私は今回、JR分倍河原駅から送迎バスを使いました。

送迎バスは、分倍河原駅前のロータリー脇の公園から出ている、無料のシャトルバスです。

ロータリーの場所は駅の南口。

駅改札を出たところの「郷土の森博物館」方向を指す矢印を見て、2階の右側通路を進みます。

通路は京王線からの通路と合流、あとは下に向かって終わります。

通路を出ると、そこはロータリーの北西部。

目の前の道を横断すると、バス停のある公園です。

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公園にはトイレもありました。

予定出発時間の5分前になると、バスが到着。

サントリーザ・モルツのイメージカラー、イエローとネイビーブルーのバスです。

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私も含め、工場見学の人たちが乗り込みます。

年齢も性別もさまざまですが、中には小学校中学年の子供たちと母親の、10人以上のグループも。

みんなが乗んだバスはスムーズに進み、中央道の下をくぐり、サントリービール工場の敷地に入りました。

 

※よくツイッター画像などで出てくる、メインの建物ですね

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敷地の受付

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この時、いったん敷地内の奥の建物の前まで進み、そこで下車かと思ったんですよ。

でもバスはそこでUターン。
向かって左側の建物前まで進み、そこでストップしました。

 

バスのドアが開くと、ガイドの女性が入ってきました。

やはりサントリーザ・モルツのイメージカラー、マスタード色と紺色のスーツ姿で、同色のスカーフを付けています。

まるで旅行添乗員か、CAさんのような雰囲気ですね。

さてここで、ガイドの女性によって説明されたツアーの概要と注意事項は

・見学中は録音と録画はNG
・設備内部の撮影もNG
・場内で飲食はしないこと
・試飲ではドライバーの人はノンアルコールドリンクを飲むこと
・いったん敷地内に出ると、帰りのシャトルバスには乗れない

などなどでした。

説明が終わるとはじめて下車。

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建物に入り、向かって右手で受付をします。

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何人かのグループで来ていた場合、受付は代表の1名だけ。

サントリービール工場の見学予約には、ウェブと電話の2種類がありました。
でも、受付にかかった時間は、どちらでもほとんど変わりませんでした。

受付を済ませた後は、ガイドツアー開始時刻まで、中央のホール部分や、左手のショップでお土産を見繕いながら待ちます。

 

トイレに行きたい人は、受付のさらに右奥を左折するとありますよ。

※受付の右奥、突き当り手前には原木で作ったお神輿が飾られていました

さて時間になると、いよいよガイドツアーの開始です。

サントリー武蔵野ビール工場 ガイドツアーのネタバレ

まず、参加者は再びツアーの概要や注意事項の説明を受けます。

あれ、さっきもバスの中で聞いたけれど?
と思うところでしたが、バス以外で来場する方もいらっしゃるからでしょうね。

それに、注意事項は2回目くらいなら、しておくに越したことはありいませんものね。

なんて思って納得していました。

さて、説明の後は、エレベーターで3Fのシアタールームに移動します。

シアタールームは広々として、イスの人数も余裕がありました。

そのせいか、子供たちが席につくまで、ちょっとだけ時間がかかったかもしれません。

みんなが椅子に座って落ち着くと、大きなスクリーンで、サントリービールの理念が説明されます。

その中では

・ビールの原料として水を大変重視していること

・きれいな水を保つ観点から、地域の環境運動にも貢献していること

などなど。

シアタールームでの上映が終わると、今度は左側の通路から、隣の建物に移動します。

ここからはビールの工程別に説明やモニター上映、素材の味見などの始まりです。

その工程とは

・原料
・仕込み
・発酵
・貯酒

・ろ過
・パッケージング

の6段階です。

 

※以下、それぞれの順序に沿ってネタバレしていきます。

楽しみを取って置きたい方は飛ばしてくださっても構いません

原料

ここでは
・水
・麦芽
・ホップ

の3種類に対する、サントリーのこだわりを説明していきます。

 

水のコーナーに入ったとたん、深い森の中にいるような気持になりました。
なぜなら、内装が緑の葉が茂ったイラストだったからです。

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渓流や滝のイラストもあり、雰囲気たっぷりです。

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ここではモニタースクリーンも見ながら

・サントリービールでは、原料に天然水100%を使用していること
・きれいな地下水の出る地域に工場を建てていること

などなどを説明。

 

(サントリー武蔵野工場も、地下を流れる天然水100%を使用しています)

 

中には外国の方も何人かいらして、翻訳器を耳に当てていました。

 

麦芽

次の麦芽コーナーでは、一転して金色の麦畑にいるような気分になりました。

 

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ここではこだわりの原料、六条小麦と、海外のダイヤモンド小麦のミックスにより、モルツ小麦ができる、とのことです。

モルツ麦芽、数粒渡されて食べてみました。

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発酵しているのか、モロモロとかみ砕けて、まろやかな風味でしたよ^^

 

ホップ

次は淡いグリーンの実。ホップのコーナーです。

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ホップも数粒、渡されました。

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ただ小麦と違い、ここでは香りを味わうだけ。

子供が間違って食べてしまうと、苦いのだそうです。

ここではホップの香ばしい香りを楽しめました。

次はさらに左の区画に移動します。

仕込み

原料を合わせる工程です。

仕込みのコーナーでは、まず下から吹き抜けになった設備があるスペースを前に、説明を受けます。

 

(★以下、ネタバレ注意です★)

この時びっくりしたのは、説明の時になると、目の前の吹き抜けスペースとの間にある透明なガラスが

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一気にスクリーンになったこと。

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そのタイミングも、ちょっと新鮮な驚きなのですが、もっとびっくりしたのは
説明が終わると同時に、スクリーンが一瞬で透明ガラスに戻ったこと。

その変化があまりに鮮やかだったので、大人たちからも「おおっ」と声があがっていました。

 

説明の後はエスカレーターで、吹き抜けスペースに降りていきます。

3種類の巨大なタンクを、大人も子供ものぞき込んだり、前で記念撮影をしています。

一か所だけ設備の内部を覗ける区画があり、そこには「撮影はご遠慮ください」という意味の表示がありました。

子供さんたち、女の子が多かったですが、けっこうノリノリでのぞき込んでいました^^

 

仕込み工程の見学の後は、時計回りに右側に回り込んでいきます。

発酵

ビールを発酵させる工程です。

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ガラス壁の向こうには、何本もの細いパイプが出た設備が見えます。
パイプの色は金色で、気のせいかビールの色とも共通するような。

貯酒(ちょしゅ)

発酵させたビールを貯蔵しておくことで、熟成させる工程です。

 

ここには出来上がったビールの風味を五感で厳しくチェックする専門家たちがいるのです。

 

リアルではお会いできませんが、モニタースクリーンの中央にその姿が映っています。

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また、ここ貯酒のスペースの最後では、昔使っていたというホールがあります。

 

下の写真では、ちょうどモニターの下です。

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他の見学者の方たちのブログやツイッターでも見かける場所ですね。

今回は説明の後、
「みなさん醸造されたビールになった気持ちで、一気に駆け抜けましょう」
というガイドさんの掛け声で、私たちはノリノリになり、一気に駆け抜けました

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それまでに写真を撮っておけばよかったのですけれど。
ちょっとここでは失敗しました。

 

ろ過

 

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パッケージング

 

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ビールを缶に詰める工程です。

パッケージでは、まず最初に二酸化炭素を入れて、空気を追い出す、とのことでした。
こうすることで酸素をなくし、ビールの酸化を防ぐのですね。

ガラスの向こうでは、一気に缶詰されていくビールが見えました。

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全部の工程を見学した後は、いよいよ(?)試飲会です。


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サントリービール工場で試飲の感想は?

試飲会は、左の通路から元の建物3Fに移ります。

入口を入ると、ビールバーのようなカウンターに、飲み物が用意されています。

 

まずはノンアルコールの「オールフリー」というドリンク

次に子供用には、なっちゃんのリンゴジュースとビスケット。

 

そしてサントリーザ・モルツプレミアムが注がれたグラス。

大人用にはおつまみも用意されていました。

 

通りながら、自分の飲むものやおつまみ(子供はビスケット)を取って、好きな席に着きます。

 

私はサントリーのザ・モルツプレミアムを取りました。

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おつまみに出されたグリコのクラッツ《枝豆》。

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これも味にクセがなくて、まろやかな味が好評でした。

 

サントリーのザプレミアムモルツを飲むのは初めてでしたが、

クリーミーな泡立ちが、とっても新鮮でした。

 

ちょっと飲んでしまってからの写真ですが

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この泡もまた、サントリーの技術の結晶。

《神泡(かみあわ)》と呼ばれているんです。

 
そしてビールの味はというと

華やかでフルーティ。ビールにありがちな苦みがありません。

舌触りも柔らかく、さすがサントリーの自慢のビールだと思いましたよ。

 

ビールはこの後2杯まで、計3杯までお替りできます。

しかも、2杯目からは他2種類のビールからも選べるので、全部で3種類の飲み比べができるんですね。

 

しかもですよ。

お替りは、今飲んでいる分が残っていてもできるのです。

なので無理して1杯飲み切らなくても、3種類全部を味わうことができるというサービスぶり。

 

後でサーバーのプロの方が、注ぎに回ってくれたので、注ぎ立ての泡も楽しめましたよ^^

最初の1杯から好評で、私の近くの女性も
「美味しい、美味しい」
と、すぐに飲み干していました^^

 

ただ私は、元からあまりお酒に強くないので、最初の1杯も途中まででお腹に入らなくなってしまいました。

 

試飲がある程度落ち着くと、中央でパネルを持って記念撮影する方たちもいらっしゃいます。

その間も、ガイドの女性が「どうでしたか?」と感想をヒアリングしてきたり。

これはまさに、工場見学というより観光スポット見学のように、サービスが行き届いているので、これまたびっくりでした。

 

なお、ノンアルコールのオールフリーとジュースについては、お替り何杯でも自由だそうです。
(子供はオールフリーは飲めませんのでご注意くださいね)

 

ツアー開始からちょうど70分経つと、ガイドツアーは終わりです。

みんな、再び1Fの入口やショップスペースまで戻ります。

本当はここで解散なのですが、ほとんどの方は帰りのバス待ちだったようですね。

バスが来るまで、ショップでお土産を選ぶ人がほとんどでした。

サントリービール工場見学のお土産は?

ショップには工場限定品も含めて、ビールやおつまみ、スイーツなど何種類も並んでいました。

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食べ物以外では、

・各種グラス

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・なっちゃんのお弁当箱や文具類
・ビール工場見学記念のTシャツ

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なども売られていましたよ。

 

 

そのうち私が買ったのは、

・ぷち まどれーぬ <麦芽エキス入り>
・モルトサブレ 荒挽き麦芽入り
・グリコクラッツ 枝豆
・まい泉のおかき ヒレかつサンド味

です。

ショップにはこの他にも「呼吸チョコ」なるスイーツが単体やビールとのセットになって販売されていました。

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興味あったのですが、さすがに買いすぎになるので控えました。

 

お土産を買った後、帰りのバスが到着です。

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ただ私はバスには乗らず、徒歩でサントリービール工場の敷地を後にしました。

というのは、大東京綜合卸売センターや郷土の森公園に寄りたかったからです。

大東京綜合卸売センターやお土産スイーツ、おつまみの感想は、機会があったらまた記事にしますね。

サントリービール工場って子供も楽しめる?

サントリービール工場の見学について、今回行くまでは

工場見学、しかもビールの製造というので、子供にはどうなのかな?
とも思ったりしていたのです。

で、他のブログを読んだり、私が見た限りでは

・小学校以上、特に中学年以上なら楽しめる、とは言わなくても退屈はしないのではないか

ということです。

特に最初の「原料」工程の部分では、森の中のような内装からはじまり、それぞれの原料で変化がありましたし

仕込みで透明ガラスの壁がスクリーンになり、またガラスに戻る演出(?)

ホールを走り抜ける

など、子供さんでも飽きないように工夫しているのではないかな
と思ったのですね。

あとは、子供さんのタイプでいうと

ものつくりに興味があるタイプの子供さんでしたら、飽きないのではないかと思います。

女の子でなっちゃん好きでしたら、ショップでキャラグッズを買ってあげるのもよいかな、
なんて。

おわりに

サントリー府中ビール工場見学の体験、いかがだったでしょうか。

全体の時間配分としては

ガイドツアーの70分のうち

・最初の15分は説明
・工場見学は40分
・試飲タイムは15分

で、きれいに70分でした。

途中には貯酒ホールのように、文字通り駆け足になるところもありましたが、私のように特にビール好きでないタイプも、十分楽しめましたよ。

子供連れのご家族も、その前や後にどこかへ寄れば、みんなが一層楽しい一日になるのではないでしょうか。

たとえば、大國魂神社、郷土の森博物館など回ったり。
ただ、大國魂神社に行くなら、工場見学前にしておきましょうね。

それではご家族で、素敵な休日になりますように。



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