かき揚げのコツ!バラバラにならず丸く&サクサクと揚げるには?世界一受けたい授業でも
かき揚げがバラバラにならず、丸くきれいに、しかも厚くてもサクサクの食感で揚がるコツをまとめてみました。
かき揚げのコツ、テレビ番組でも放映していますよね。
(今日も世界一受けたい授業でやるみたいです)
お蕎麦やうどんにのせるかき揚げ、色々な具材が取れて美味しいですよね。
玉ねぎや桜えび、糸三つ葉など、かき揚げのために具材をそろえるのも楽しいですが
私にとってかき揚げは、余った野菜を活用できるお手軽料理でもあるんです^^
なので普段は形も適当。
バラバラにならなければいい、と思っているんですよ。
そんな方も多いのではないでしょうか。
でももっとちゃんとした一品として、丸くきれいな形に作りたい時もありますよね。
そこでまとめてみたのです。
わかりやすいように、動画も貼ってありますよ^^
かき揚げのコツ!バラバラにならない作り方とは?
まず、かき揚げがバラバラになってしまう大きな原因は
・具材同士の接着力が足りないこと
です。
では、具材同士をよくくっ付かせるためには
★打ち粉をする
その手順は
・切った具材に、小麦粉や片栗粉をふりかける
・全体をさっくり混ぜる
です。
”さっくり”というのがポイントですね。
特に小麦粉の場合は、混ぜすぎるとタンパク質のグルテンが出て、ベタっとしてしまいます。
(同じことは、衣を作る場合にも言えます)
次は衣をつけます.
小麦粉と冷水をさっくり混ぜます。
ここでも混ぜ具合はさっくりと。
粉が浮いているくらいでちょうどいいです。
衣をつけずに、水を入れて混ぜて揚げる方法もありますよ。
ただそれでは、全体を丸く揚げることはできません。
衣を作る時、溶き卵を混ぜる人もいます。
こうすると卵が熱で膨らむので、、ふんわり上がりますよ^^
次にいよいよ、油で揚げます。
かき揚げを丸く作る方法
具材同士がよく絡んでいてバラバラにはならなくても、油に入れたら形が崩れてしまう。
そんな悩みを解決するには、いくつかの方法があります。
クッキングシートを使う
・クッキングシートをかき揚げ1個分より大きく切る
・かき揚げ生地をシートに垂らす
この時、自然にある程度の丸い形になります。
形をもっと整えたい時は、シートの周囲を持ち上げて、生地を中央に寄せましょう。
・かき揚げ生地をシートごと油に入れる
生地が固まってくると、シートは自然に剥がれます。
剥がれなかった時は、菜箸で剥がすといいですよ^^
クッキングシートを使った揚げ方、動画でご覧になるとわかりやすいですよ^^
お玉を使う
・かき揚げ1個分の生地をお玉に入れる
・お玉ごと油に入れる
・生地が固まってきたら、菜箸でお玉から剥がして揚げる
★お玉で作る方法、動画でもご確認してみましょう。
※この時、表面が固まってきたら
ひっくりかえす前に
生地に衣をまぶす人もいます。
これらの方法で使う油の量は
鍋でしたら
・かき揚げがかぶるくらい
なので小さいサイズがいいですね。
フライパンなら
・かき揚げの2/3がかぶるくらい
で大丈夫です。
途中でひっくり返しますので^^
ひっくり返すときは、ターナーや木べらなどを使います。
ターナーとは、こんなグッズね
でも、お店で出るような丸くて厚みがある
しかもきれいな形のかき揚げも作りたい
という場合はどうするのでしょうか?
プロの料理人は、何やら特殊な形のグッズを使っていますよね。
そうです。
「かき揚げリング」です。
かき揚げリングとは?
丸い高さのあるリングで、柄がついています。
リングにはいくつもの穴が開いています。
※楽天にもあるので、一般の人にも買えますね
でも今はダイソーやセリアなどの100均に行けば、150円とかでお安く売っています。
★
ちゃんと使えますので、すぐに手に入れたい方は近くの100均に行くといいですよ。
では次に、かき揚げをサクサクと揚げるコツをまとめます。
かき揚げをサクサクと揚げるコツは?
まず最初に
・衣や打ち粉に片栗粉を混ぜる
片栗粉を混ぜると、食感がカリっとします。
上新粉でもいいですよ^^
・衣を作る時は
水の代わりに炭酸水
卵なしでマヨネーズ
を使う方法もあります。
炭酸水は炭酸ガスを含むので、空気を含んでカラ、サクッと揚がります。
マヨネーズは、私にとっては卵がない場合の代用です。
お酢の風味は、調理の熱で飛んでしまうので、出来上がった時は感じません。
(※ホットケーキも同様にできます)
次に油の温度です。
・油は中温(170度くらい)で揚げる
油が適温かどうかを見るには、油に生地を一滴垂らしてみましょう。
やっと散るくらいでしたら、ちょうどいいです。
そして揚げ方のコツ
・油の中でひっくり返したかき揚げが浮いてきたら
《菜箸でブツブツ穴を開ける》
かき揚げをサクサクとさせるためには、これがポイントなんですよ。
なぜなら、穴をあけると、そこから空気が入ってくるからです。
空気を含むと、その分油が出ていきますよね。
穴の数は、普通サイズのかき揚げでしたら2~3か所。
大きくて厚いかき揚げなら、私は5か所くらい開けてしまいます。
まとめ
かき揚げを丸くきれいに、しかもサクサクと揚げるコツをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
これまでの内容をまとめると
・具材に打ち粉をして、お互いバラバラにならないようにしておく
丸く作るためには、、1個分の生地を
・クッキングシートに乗せて揚げる
・お玉に入れて揚げる
厚く大きく、キレイに作るには
・かき揚げリングを使う
サクサクと揚げるためには
・打ち粉や衣に片栗粉を混ぜる
・衣つくりに炭酸水を使うのもあり
・揚げる温度は中温(170度くらい)
・菜箸でかき揚げに数か所、穴をあける
でした。
本当にちょっとしたことが、仕上がり具合を分けることがわかりました。
知らなかったことや、知っていても忘れていたり、意味がわからなかったりで、実行していないこともあったかもしれません。
でもこれでかき揚げマスターへの道、ぜひトライしてくださいね。
そしてお食事タイムがより充実したものになりますように。