インフルエンザ予防接種、大人や高齢者への効果と副作用、費用の相場は?
2016/11/08
そろそろインフルエンザ予防接種の季節ですが、本当に効果があるのかどうか疑問で、迷ってしまう方はいませんか?
大人なら、ご本人がその気でも、高齢者のご家族など、ご自分がインフルにかかったことがないと、なかなか腰をあげなかったりしますね。
特に持病をお持ちの方は、副作用で影響が出たら心配
だいたい、インフルエンザの予防接種をしてもかかることもありますから、どれくらい意味があるのか、わからない場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、インフルエンザの年代別のかかる割合や死亡率をまとめました。
副作用や、接種費用の相場についても書きましたよ。
インフルエンザの予防接種、効果はどれくらい?死亡率は違いますか?
インフルエンザは毎年、違う型が流行するから予防接種は意味がない、という人もいらっしゃいますが、それは間違い。
厚労省のデータを見れば、予防接種をした人としない人がインフルにかかる割合には、大きな違いがあるのです。
しかも、2回目の接種をすると、さらにその差は広がります。
予防接種を受けた場合
まず、ワクチンを打つと、発病率は約45%減少、死亡率は約80%も減少。
死亡率でいうと、接種した人の脂肪率は、全世代を通じて、わずか0・05%になるのです。
一方では、こんなデータもあるんですよ。
歩某接種を受けない場合の脂肪率は?
これは世代別で、大きな差があります。
2008年のインフルエンザによる死亡数をみると
40代では5人、50代では9人、60代では18人、70代では43人と増えていき
80代では165人。
ですからご家族に高齢者の方がいらしたら、ぜひ予防接種を受けさせてあげましょう。
2回目の接種はどれくらい効果があるの?
はい、これも効果があります。
2回接種が奨励されるのは、13歳未満のお子さんや、高齢者のかたですが
実は、
1回接種した人の64%がインフルにかかっていません。
これだけでも意味があると言えますが、
さらに2回目の接種をした人は、なんと94%がかからないのです。
(これをワクチンブーストと言います)
ですので、2回接種が13歳未満のお子さんや、高齢者のかたに奨励されているのもわかりますね。
もちろん13歳以上や大人でも、2回接種を受けたほうがいいですね。
2回接種が13歳未満のお子さんや、高齢者のかたに奨励されているのもわかりますね。
もちろんご家族の方も接種して、お互い移さないようにすることが必要ですね。
自分では感染していないつもりでも、症状が出ないか、ごく軽い症状なので自覚していない、ということもありますから。
当日の注意は何がある?て
普通の注射をした場合と同じに考えてください。
強くさすったり、激しい運動、お風呂は控えましょう。
インフルエンザ予防接種で副作用はなぜあるの?症状はいつから出る?
インフルエンザの予防接種は、副作用が出ることも知られていますね。
主な副作用は、だるさ、吐き気、関節痛、下痢、発熱。
時には本物のインフルエンザに感染したような高熱を出すこともあります。
発熱や関節痛は接種翌日が多いですが、その他の症状は4~5日たって出ることもあります。
私の場合、翌日に熱を出して、仕事を休んだことがあり、周りに笑われたことがあります。
でも予防接種では、毒性を弱めたウイルスを入れて、軽く感染させてそのあとに抗体を作ることが目的なのです。
ですので、人によってはインフルと同じような症状が出ても、おかしくはありません。
(もちろん恥ずかしいことでもありませんよ)
副作用は出ないに越したことはありませんが、ワクチンを打たずに本物のインフルエンザに感染したら。もっと大変なことになります。
もしも副作用が出て辛かったら、かかりつけの医療機関で症状を抑える薬をもらいましょう。
高齢者の持病には影響しない?
むしろ予防接種しないで感染した時が問題です。
心臓病や腎臓病が悪化することもありがちですし、感染と同時に肺炎にかかり、病院に行った時はすでに手遅れ、というケースも多いのです。
持病への影響が心配な場合は、接種に行ったときに相談してくださいね。
健康状態や、これまでかかった病気聞かれることもありますので、病歴を書いた紙を用意しておくとよいでしょう。
予防接種の費用、相場はいくら?どこで受けられますか?
インフルエンザ予防接種の費用は、4000円から5000円くらいが相場です。
細かい値段は、医療機関によって違います。
ちょっと高いと思われるかもしれませんが、インフルに感染した場合を考えましょう。
それに、高齢者は無料の自治体もありますよ。
まとめ
インフルエンザ予防接種、ご自分やご家族の健康を守るためにはとっても大切ですね。
もしもご家族の方が消極的だったら、この記事を引用してお話してくださいね。
インフルエンザが流行りだしたら、かかりつけの病院でもワクチン不足が起こるかもしれません。
そうなる前に、ぜひご家族全員で予約して、お早めに接種を受けることをおすすめします。