凛子のお役立ちメモ

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お花見弁当

生活のヒント

梅雨お弁当の注意対策 傷みやすいおかずや食中毒を防ぐ食材は?

梅雨から夏にかけてのお弁当を痛みくく、しかも美味しく食べてもらうにはどうしたらいいでしょうか。

私も色々試行錯誤しましたが、気温や湿度が高いこの時期は、いつもと違った心遣いが必要ですね。
でないとせっかくのお弁当で、食中毒を起こしてしまいます。

そこで食材以外の工夫もありますよ。

梅雨のお弁当で注意点と対策 食中毒予防には何が必要?

まず第一に注意したいのは、

梅雨のお弁当の詰め合わせ、詰め方について

・冷たいものと温かいものを一緒に詰めない
・よく冷ましてから詰める

です。
これは梅雨でなくても、よく言われることですが、その理由は

・熱いものは冷たいものに冷やされ、冷たいものは熱いものに触れて温められて、細菌の繁殖に絶好の温度帯になってしまうから
・冷めないまま詰めてしまうと、温度が低くなる途中で、細菌が繁殖しやすい温度になるから

です。

それでは冷ます時間がない、というお母さんには、
今は一口タイプの冷食おかずで、自然解凍するものを利用すると便利ですね。

ただし時間が経ちすぎてしまうと、水気が出て、周りのおかずも濡れているときがあります。

梅雨のお弁当に保冷剤はどう?

保冷剤もいいですね。
わさびパウダーをしみこませた滅菌シートもありますよ。
滅菌シートは、100均ショップにも売っています^^

ペットボトルはお弁当の保冷剤代わりにどう?

保冷剤の代わりに中身の飲料を凍らせたペットボトルを一緒に入れてもいいでしょう。

昼食時には中身が溶けて、コールドドリンクとして飲み頃になります^^

ただし頑張りすぎてあまりカチカチに冷凍してしまうと、食べる時に解凍がハンパ。
濃い味の液体と氷に分離しています。

ペットボトル 凍らせ方の注意

ペットボトルを凍らせる時は、次のことに気を付けましょう。
1 )中身をいっぱいにしない
2)フタを少しゆるませる

1)の理由ですが、水は氷になるときに体積が増えるからです。

なので最初からいっぱいに入れて凍らせると、ペットボトルが破裂することがあります。

2)の理由も同じです。

ただし凍らせて冷蔵庫から取り出す時は、いったんフタを取ってから霜を取って、ちゃんと締め直しておきましょう。
でないと、中身が解ける時にこぼれて、お弁当やランチボックス、バッグまでびしょびしょになってしまうからです。

ペットボトルを何回か使うときの注意

なおペットボトルは漂白剤とブラシを使って洗いましょうね。
それでもあまり何回もつかうことはNGです。

菌の繁殖も心配ですが、ペットボトル自体の材質が劣化して、思わぬ時に壊れることがあるからです。

冷たいままのお弁当には抵抗があるけれど、食べる環境に電子レンジがない時は?

梅雨のお弁当箱を選ぶ

保温性の弁当箱がありますよ^^
味噌汁や肉じゃがなども冷たくならずに食べられます。

工事現場など、屋外で仕事をする方たちや、釣り人たちに愛用されています。

お弁当を置く場所

直射日光や高温を避けましょう。

私の場合、自分の職場には冷蔵庫があったのでラッキーでした。

なので朝はそこに保管昼は冷たいまま食べたいものはよけて、あとはお弁当箱ごとレンチンしていました。

今は

梅雨のお弁当のおかず NGとおすすめ

お弁当で傷みやすい食材と対処法は?

他の季節では人気の定番おかずでも、食材が痛みやすい季節には避けたいものがあります。

例えば

・ポテトサラダ

ポテトサラダに使用するマヨネーズはお酢を使うので、腐る心配はないのでは?
と思うところですが、まずジャガイモが痛みやすい食材なのですね。

それはジャガイモの味噌汁でもわかります。
(他の具より傷みやすいのです)

で、ポテトが熱いままマヨネーズと和えて詰めてしまったら、もう最悪。

マヨネーズに使われた卵黄とお酢が熱で分離してしまうのです。
そうなると、お酢の防腐作用もなくなり、しかも栄養豊富な卵黄は、細菌の絶好の餌食となりますから。

でもやっぱり、ポテトサラダが好き、という方は、このようにしましょう。
・ジャガイモを冷ましてから、マヨネーズと和える

・きゅうりなどの生野菜も避けたほうがいいとされています。

(プチトマトは、お弁当の彩りとしても人気ですが、ヘタはよく取りましょう。ヘタには細菌がたまりやすいのです)

・卵焼き 
卵焼き自体は、冷ましてから入れればいいのです。

ただ前日に溶き卵の状態で冷蔵庫に置くのはNG。
冷蔵庫に過信は禁物です。

卵白には殺菌作用がある、とも言われますが、溶き卵になると、卵殻のガードもなく、卵黄と卵白が混じり合った状態です。

この状態で一晩おいたら、冷蔵庫の中でも油断はできません。

調理で加熱するから、殺菌される?
いえ、それまでに菌が出した毒素は残っているのです。

なので卵焼きは面倒でも、当日朝に卵を割って作りましょうね。
もしくは前日に焼いて、冷蔵庫に保管、当日朝にレンジでチンするとよいでしょう。

・練りもの
かまぼこなどですね。
この季節はそのまま入れずに、炒めたり焼くなど、加熱して入れましょう。

ウインナーも同様です。チーズもそうした方がいいですが、その前に加熱したら形が崩れてしまいそうですね(笑)

まあなんでも怪しいと思う食材は、避けたほうが安全です。

・水分の多いもの

これもまた、傷みやすいです。
入れる時は、水気をよく切ってから入れましょう。

ここまでは、「NGばっかりじゃない!」と思うことばかりですが、逆もあるんですよ。


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食中毒を防ぐ食材とおすすめレシピ、注意点は?

まずは
・梅干し

梅干しのクエン酸は、殺菌作用でも知られています。
なので昔は「日の丸弁当」といって、ご飯を詰めた真ん中に梅干しを置いたりしました。

もちろん1個に限らず、ばらけて何個かおいてもいいでしょう。

プチおにぎりにして、梅干しのかけらを入れたり、梅ご飯にするのもおすすめです。

※おにぎりは、ラップを使って握るか、型を使いましょう。

・お酢

お酢の酢酸もまた、殺菌作用があります。
なのでこの時期、子供のお弁当を全部酢飯にして、ヒンシュクを買ったお話もあるくらい。

これは子供の好みや全体の献立バランスも考えなかった例ですね。

でも稲荷ずしなどで利用するのは、変化があっていいですよ。

酢の物も痛みにくい点ではいいですが、水気をよく切ってから入れましょうね。

※お酢はあまり過信してもいけない、という人もいます。
醸造酢の酢酸では、あまり濃度が濃くなくて、他の成分が細菌の栄養になってしまうから、というのがその理由。

まああまり長時間、悪条件のところに放置したら、梅干しでも酢飯でも用心ですよね。

まとめ

夏から梅雨にかけての食中毒を防ぎながら、美味しくお弁当を食べるための方法、いかがでしたか?

NG食材、おすすめ食材や調理法、色々ありますが、作る時の衛生にも気をつけて、熱い時期を健康に乗り切ってくださいね。



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