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毛布 (4)

生活のヒント

毛布の洗濯方法 洗濯機で洗うときのコースや入れ方や洗剤はどう?

2017/09/29

毛布を洗濯機で洗濯する方法と、どんな注意が必要かについてお伝えします。

普通の洗濯ものより大きくて厚い毛布は、普段なかなか洗えませんよね。

私も昔、うっかり洗って縮んだり、ゴワゴワになってしまった経験があります。

それ以外でも、傷んだりすることもありますね。

そこで洗濯機で洗うためのコツ、知っておくと便利ですよ。

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毛布の洗濯を洗濯機でするために注意することは?

まず、お手持ちの毛布が自宅で洗えるかどうかを確認しましょう。

そのためにまず必要なことは?

毛布の洗濯で表示を見る

毛布の素材や洗濯表示のタグを見るのです。

素材がウールでしたら、ドライクリーニングに出した方が安全ですよ。

私の失敗も、ウールの良い素材でできた毛布を、洗濯機で無造作に水洗いしたことでした。

それまでのふうわりした風合いがなくなってしまったのです。
そして、縁はヨレヨレ。
これは毛布が縮んでしまったからなんですね。

でも素材がアクリルなどの化学繊維なら、自宅で洗えますよ。

『手洗い30』とあっても、手洗いで30度以下でなくてはいけない、ということはありません。

これらの表示は、万一のことを考えてあり、実際には洗濯機のコースを選べば洗えます。

マイクロファイバー

毛布の洗濯 洗濯機のコースは?

コースは毛布コースを選びます。

古い洗濯機で、毛布コースがないならいなら手洗いコースで。

全自動洗濯機なら、あとはお任せですが、それ以外の洗濯機では

水量は多めに設定しましょう。
最大量を選択すると間違いない、という方もいらっしゃいますよ。
素材もですね。

でもまだ、洗濯機で洗えるかどうかは、次のことを確認しなければいけません。

毛布を洗う洗濯機のサイズ、大きさは?

毛布が入りきらない大きさでしたら、もちろんNGです。

でも入ったから安心、ではありません。

洗濯機に毛布がキチキチに詰まった状態では、
水を入れて回転させても全体的な水流が起きにくくなります。

というか、下手をすると洗濯機が壊れます。

とりあえず洗えても、洗いムラができたり、毛玉が毛布のひだになった部分などに溜っていたり。

それを防ぐためには、次のことを見ましょう。

毛布と洗濯機の重さの関係

問題の毛布が洗えるかどうかは、何キロまで洗える洗濯機かどうかを確認しましょう。

でも、ここで気を付けたいのは、

5キロ用の洗濯機なら、実際に洗える毛布は2~2.5キロ程度まで。
5キロの毛布が洗える訳ではないのです。

5キロの毛布を洗うなら、7キロ用の洗濯機が必要です。

そうでないと、洗濯機に負担をかけたり、エラーが出て回らなかったり、きれいに洗えなかったりしますので。

そしてやっぱり、最悪の場合、洗濯機の故障の原因となります。

これまでの条件がクリアできたら、先に進みましょう。

毛布を洗濯する時の入れ方は?

毛布を洗濯機に入れる時は、いくつかの方法があります。

・ネットを使わない時は、

全体的に、ほぐすように入れる

これは、毛布を偏りなく洗うためです。

ほぐすようにでなくても、一か所に偏らないように均一に
入れるといいですよ。

毛布のサイズにもよりますが、四つ折りや六つ折りなど。

・ネットに入れる時は、ネットの種類や大きさによって

筒状に入れたり、じゃばら状に折りたたんだり。

蛇腹状に折りたたむ時は、ネットのサイズに合わせるとよいでしょう。

でもここで、こんな疑問がわいてきます。

毛布の洗濯にネットは必要?

毛布の痛みを防ぐ、という意味ではあった方がいいです。

ただし、洗濯機の運転中に、毛布が動きにくくなるため、使わない方がいい、という意見もあるんですね。

どちらが正しいかは、洗濯機と毛布の大きさのバランスによるでしょう。

毛布と洗濯機スペースの間に余裕がない場合は、毛布が重なり合った部分の汚れが取りにくい傾向があります。

ネットを使う場合は、毛布用の大サイズのネットにしましょう。
市販のものは500円台からですが、もっと安いネットなら、ダイソーなどの100均に売っていますよ。


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毛布の洗濯ではどんな洗剤を使いますか?

一般には、普通の中性洗剤が多いですね。
アクリルなどの合成繊維やマイクロファイバーでしたら、これで十分です。

もっと細かく言うと、

きなりや薄い色の毛布なら、蛍光増白剤入りでない洗剤を
濃い色のものには、漂白剤入り洗剤は避けましょう。

と言われています。

また、マイクロファイバーに柔軟剤は使わない方がいいです。

私の場合、洗濯はできるだけ液体せっけんです。
部分的によごれが気になるところには、洗濯石けんを擦り付けて、しばらく置きます。

そうでない場合は、エマールですね。

合成洗剤は仕上がりがゴワゴワしがちですが、石鹸類なら比較的柔らかく仕上がるので、柔軟剤が不要ですし、手や肌にも優しいと思っているからです。

それにもともと、合成洗剤は、どれだけ石鹸で洗った時の仕上がりに近づけるかが課題なのだ、と『買ってはいけない』(20年近く前に話題になった、添加物の危険性について書いた本)にあったものですから。

石鹸の場合、純石鹸分90%くらいの製品ですと、仕上がりもフワフワで、静電気も起きにくいのだとか。

私も粉せっけんを使っていた時期があります。

でも粉タイプは、洗濯機で大きなものを洗うと、ヒダになった部分に粉が残っていることに気づきました。

前もって水に溶かして、洗濯水を作ればよいのですが、手間がかかります。

プラス、製品によっては粉せっけんの袋を開けてスプーンで取り出すときから、細かい粒子がふわふわ飛んで、鼻に入るので要注意なんです。

そんな訳で、今は液体せっけんと洗濯石鹸の併用で落ち着いています。

毛布の洗濯で漂白剤は?

汚れや黄ばみ落としと除菌除臭には、漂白剤が便利ですよね。

でも、たいていの毛布、というか布製品には、「エンソ系は×」という表示がついています。

塩素系漂白剤は、効き目は強力ですが、色落ちもしやすいんですよね。

私はその点、昔から酸素系漂白剤を使っていました。
酸素系なら、洗える素材や色も塩素系より幅広いですよ。

淡い色も洗えますし。

きなりは、短時間の手洗いで、付け置きしなければ大丈夫でした。

ただしこちらも、毛布のような大型のものの洗濯では、溶けムラが心配でした。

でも昔と違って、今は酸素系漂白剤の液体タイプもあります。

スーパーやドラッグストアで販売していますし、値段も普通ですので、もう何年も愛用していますよ^^

まとめ

毛布を自宅の洗濯機で洗いたい時は

・まず毛布の素材や洗濯機の大きさ、洗える重さはどれ位までかを確認する

・アクリルなど合成繊維やマイクロファイバーなら、洗濯機洗いが可能
・今ある洗濯機で洗えるかどうかは、対応重量として記載されているキロ数そのままではない

・洗濯機で洗う場合、ネットは必ずしも必要ではない
偏らずに入れる方が大事

・使用する洗剤は、色合いによって蛍光増白剤や、漂白剤入りのものは避ける

・私の場合、ウール以外なら液体せっけんで済ませてる
・漂白剤は、液体タイプの酸素系漂白剤なら、幅広い対応ができるのでおすすめ

です。

今回の情報、いかがでしたか?
これから毛布を洗おうとお思いの方の参考になれば嬉しいです。

★合わせてよみたい

アクリル毛布の洗濯、浴槽で手洗い踏み洗いしてわかったコツ
毛布の干し方については、こちらの記事で

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