濡れたスニーカーの臭いを防いで早く乾かす5つの方法!臭うときの対策も
2018/09/07
梅雨や台風など、雨や水たまりで濡れてしまったスニーカー、どうやって乾かしていますか?
濡れたスニーカー、後で臭いやすいから困りますよね。
これではせっかく早く乾かしても、ニオイ取りの手間がかかってしまいます。
そこで、スニーカーが気持ちよく履けるように、私が実施している方法や有名な方法臭いを防ぎながら早く乾かす方法をお伝えしますね。
定番や裏ワザもご紹介します。
臭ってしまった時の臭い取りの方法もありますよ^^
濡れたスニーカーの臭いを防ぐ方法
濡れたスニーカーが臭いやすいのは、靴の中についた皮脂や汚れに湿気が加わり、雑菌が増殖するからです。
なので、スニーカーの雑菌を繁殖させないためには
1.汚れを落として清潔にする
2、早く乾かす
この二つが必要です。
1.汚れを落として清潔にする
汚れたスニーカーなら、最初に洗ってしまいましょう。
スニーカーを洗う方法は、手洗いでも洗濯機でもよいですが
・靴を洗濯機で洗うのは抵抗がある
という方は、次の手順はいかがでしょうか。
1、水でざっと予洗する
2、いらないタオルやtシャツなどでスニーカーをくるむ
(片足ずつ)
3、洗濯槽に入れる
手洗いでも洗濯機でも、大切なことは
・酸素系漂白剤を使用する(または除菌効果のある洗濯洗剤)
漂白剤は除菌効果がありますからね。
酸素系漂白剤でしたら、塩素系と違い、色物の洗濯に使えますし、刺激になるガスも発生しません。
種類としては、ワイドハイターの粉末タイプがあります。
私は液体タイプを使用していますが、効き目は粉末タイプの方が強いそうですね。
ただ、臭いの予防でしたら、液体タイプで十分です。
※あまり汚れていないけれど、びしょびしょに塗れている時も、洗濯機で脱水しておきましょう。
臭いが心配でしたら、次のことをしておくといいですお。
・エタノール(消毒用エタノール)をスプレーするか、拭いておく
・ファブリーズなど消臭剤をスプレーする
さて次はスニーカーのを早く乾燥させる方法のご説明です。
濡れたスニーカーを早く乾かす方法
そこまでひどく濡れていないスニーカーでしたら、次の方法で早く乾かしてしまいましょう。
(洗濯機で脱水後にも使える方法です)
★濡れたスニーカーを早く乾かす5つの方法
1、新聞紙を詰める
2、キッチンペーパーを詰める
3、ドライヤーを当てる
4、布団乾燥機でか沸かす
5、カイロを入れる
では、5つの方法それぞれについてご説明します。
1、新聞紙を詰める
新聞紙をちぎってクシャクシャに丸めて、靴のつま先から詰めていきます。
つま先には、特にギュウギュウに詰めましょう。
ほとんどの場合、つま先の内部が一番濡れていますので。
20分ほど経ったら、次の新聞紙と詰め替えます。
その後も様子を見ながら、頃合いを見て詰め替えていきます。
私の場合、詰め替える間隔は
20分⇒30分⇒1時間⇒2時間
と、だんだん長くなっていきます。
最後には、詰めた状態で半日か一晩おくと、まあまあ乾いた状態になっています。
★新聞紙のメリット
・身近にあって、手に入りやすい
・印字のインクが臭い発生を防いでくれる
実は、新聞紙のインクには、ニオイを防ぐというか、臭いを吸収する働きがあるのです。
なぜかというと、インクにはカーボンが使われているから。
カーボンとは炭のことです。
炭は備長炭など、室内や車内、冷蔵庫の臭い消しに使われていますね。
★新聞紙のデメリット
スニーカーがびしょびしょの時に使うと、インクの印字が、靴の中に移ってしまうことがあるのです。
なので、印字が写るのを防ぐには、一度洗濯機で脱水しておくといいでしょう。
★新聞紙を詰める手順とコツ
1.新聞紙を靴に詰めやすい大きさにちぎってクシャクシャにする
2.靴のつま先から詰めていく
3.詰め方はギュウギュウに。(特につま先部分
4.20分ほど経って、新聞紙がしめってきたら取り換える
5.その後も、新聞紙の湿り具合を見て、交換する
新聞紙の代わりになるものは?
雑誌や週刊誌のザラザラ茶色っぽい紙が、代わりに使えます。
でも、詰め物として私のおすすめは、こちらです。
キッチンタオル・キッチンペーパー、ペーパータオル
キッチンペーパーと言いましたが、ペーパータオルも同じようなものです。
キッチンペーパーやペーパータオルって、実は一番吸水率が良いアイテムです。
この時はペーパータオルを使いました。
キッチンペーパーの使い方は、新聞紙と同様です。
ただし、ちぎる必要はありません。
私は、つま先部分に詰めるときだけクシャクシャにして、後の部分はそのまま突っ込みます。
※入れやすいように、手でよく開いています。
つま先がギュウギュウになるまで押し込むのがコツ。
取り換える時間は、その時の濡れ具合にもよりますが
先日などは、取り換えずにすみました。
この時は、ペーパータオルを詰め込んで2時間ほどで、ほとんど乾いていたのです。
濡れ具合は、つま先内部に水がガボガボたまっているのを感じるほどだったのですが。
改めて、キッチンペーパーの吸水力に感心しました。
キッチンペーパー・タオルのデメリット
枚数をたくさん使う、ということです。
昨日使ったキッチンペーパー、取り出したらけっこうありました。
まあ言い換えればこれくらいでしょうか。
と言っても、家計を預かる女性からは、苦い顔をされるかもしれません。
でも100均に行けば、1箱100円で売っていますからね・・・男性の方は、あとで補充する気遣いをするとよいでしょう。
追記:下の動画で紹介する、あるものと併用すると枚数の節約になりますよ^^
3、ドライヤー
ドライヤーを当てる時に、ついやりがちな間違いは
・近くから熱風をあてること
これをすると、靴の接着面がはがれる可能性があります。
なので温風モードがおすすめですね。
熱風でしたら、温風程度感じられるよう、靴との距離を調整しましょう。
あと、1か所にずっと風をあてないこと。
目安は靴との距離にもよりますが、30秒くらいですね、
また、革の素材を使っている時は、注意しましょう
革が熱で固くなってしまいます。
ドライヤーを当てる時のコツ
・靴の内側、つま先内部から乾かすこと
そのためには、ドライヤーの吹き出し口を、つま先側に突っ込んで風を当てます。
※外側からではありません。
湿気がこもるのは、内側なので、早く乾かすためには内側からえす。
ドライヤーの温度設定は
・温風モード、または冷風で
・熱風モードのみのドライヤーなら、近くから当てないようにしましょう。
4.布団乾燥機
靴やスニーカーの乾燥に布団乾燥機を使うときは、
・ゴミ袋に入れて、乾燥器の吹き出し口を当てる
という方が多いですね。
でもさらに早く乾かして、臭いも防ぐためには
・ゴミ袋に、数か所小さな穴をあけておく
これをしておくと、湿気が逃げやすくなります。
その分早く乾きますし、臭い発生の可能性も低くなりますよ。
さらに、ゴミ袋の口をガムテなどで固定しておくと、吹き出し口をあてた時に使いやすくなります^^
布団乾燥機を使う手順
1.ゴミ袋に数か所、小さな穴をあける
2、ゴミ袋にスニーカーを入れる
3.団乾燥機の吹き出し口を、ゴミ袋に入れる
4、ゴミ袋の口(乾燥器とつないだ部分)を、ガムテープで固定する
5.布団乾燥機のスイッチを入れる
そして、裏ワザとしてテレビで紹介されたアイテムはこちらです。
カイロ
コンビニやドラッグストア、100均などで売っている、使い捨てカイロを使うのです。
カイロは、靴専用の小さなサイズではなく、レギュラーサイズ。
使い方は簡単で、袋の封を破って発熱するモードにししてから
スニーカーの中に突っ込みます。
この時も、つま先部分に入れるとよいでしょう。
カイロの発熱時間は、最長8時間です。
その間ずっと発している熱が、スニーカーから湿気を飛ばしてくれます。
詰め物と違い、取り換える手間がかからないのはいいですね。
カイロの使い方
1.使い捨てカイロのレギュラーサイズを用意する
2.封を切って発熱モードにする
3、靴やスニーカーの中に突っ込む
4、そのまま放置する
※カイロと新聞紙、どちらが早く乾くでしょうか?
検証動画がありますのでご覧ください。
※カイロとあのアイテムを組み合わせると、さらに早いですよ!
そのアイテムとやり方は、こちらの動画で↓
これまでご紹介したアイテムがない場合は、次のものもチェックしてみましょう。
実はこれも使える、代用アイテム
・女性の生理用ナプキン、尿もれパッド、紙オムツ
吸収面を靴の内部にあてて使います。
ちょっと意外で、人によっては抵抗があるかもしれません。
でも、考えてみればなるほどとも思いました。
では最後の手順、スニーカーの干し方です。
スニーカーの干し方は?
スニーカーが乾いてきたら、あとは直射日光が当たらない場所で、
陰干しします。
干すときは、スニーカーのつま先を上にして、壁に立てかけるか、吊るします。
(壁はレンガでしたら、水分をよく吸ってくれるのでベストですね)
屋外で適当な場所が見つからなくて、室内で干すときは
・扇風機、サーキュレーター
・ヒーター
季節によっては、これらのアイテムが使えますね。
これらの風があたる場所に、スニーカーののつま先を上にして、立てかけるか、吊るしてくださいね。
まとめると
スニーカーの干し方
1.陰干し
爪先を上にして干すか、吊るす
室内なら
2、サーキュレーターや扇風機、ヒーターなど
風の当たるところに置くか吊るす
やはり爪先を上にする
でもせっかく乾かしたスニーカーに、臭いが発生してしまったら?
濡れたスニーカーに臭いが発生したときの対策
まずは除菌剤や漂白剤を入れて洗濯⇒乾燥が一番ですが
洗うまで行かない時の応急処置や対策では、次のものがあります。
スニーカーの臭いを取るアイテム
1.10円玉
2、消臭剤
3、重曹
1.10円玉
なぜ10円玉かというと、材質の銅には殺菌力があるからです。
銅のサビは有毒なので注意、とも言われているんですよ。
なので洗面所の排水口のゴミ受けにも、銅製があります
ただし、10円玉を入れるのは、履いていない時にしてくださいね。
10円玉を入れたまま履いて歩くと、ゴツゴツ足に当たりますから。
2、靴の消臭剤。またはファブリーズをスプレーする
靴の消臭剤もそうですが、
ファブリーズには、消臭以外に除菌効果もあります。
なので靴やスニーカーの臭い対策に向いていますね。
個人的には、ファブリーズは無香性か、無香に近いタイプが使いやすいです。
靴やスニーカーには特に、ですね。
3、重曹
時間があるなら、重曹も使えます。
その動画がありますので、ご覧になるといいですよ。
おわりに
濡れてしまったスニーカーの臭い対策と早く乾かす方法、いかがだったでしょうか。
中には思いがけない方法やアイテムもあったと思います。
私も知った時には、目からウロコのものもありました。
それでは、これらのアイテムや方法を活用して、スニーカーを気持ちよく履いてくださいね。
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