甘酒を使ったドリンクで年末プチ断食を初体験、数々の失敗つき
2017/11/11
甘酒を使ったプチ断食、やってみました。
正確にいうと、甘酒と豆乳、プロテインで作ったドリンクを作ってのプチ断食です。
12月と言えば宴会やクリスマスパーティなどのお付き合いで、胃腸は疲れ美味になる方、多いですよね。
そこへ年末年始のお休み期間は、プチ断食は、そんな胃腸を休めてリセットするいい機会です。
でもプチ断食なんて、自分にできるかしら?とお思いの方のために、私がやったプチ断食の方法や一部始終を、失敗つきの体験談としてご紹介しますね。
私が甘酒を使ったドリンクで年末年始プチ断食をしようと思った理由
私の場合、普段から甘いものを中心に、間食しすぎの傾向が強いのです。
今まではプチ断食の経験はなく、酵素ドリンクやスムージー(パウダータイプ)を使った置き換えダイエットは、まあ成功したうちですね。
その点、今回のプチ断食は、『女性自身』で、順天堂大学の小林弘幸先生がおすすめしていたレシピによるものでした。
小林先生の連載コーナーはいつも読んでいますが、私の目を惹いたのは、
・ここ何年か美容健康効果が注目されている甘酒を使っていること
・、豆乳やプロテインも使用すること
・期間が2日間で、無理なくできそうなこと
でした。
甘酒だけでプチ断食、という方法もありますが、ここで投入やプロテインでタンパク質も補給するというのは、体にとってより安心なのではないか、と思い、早速レシピに載っていた材料を買ってきました。
甘酒ドリンクを使ったプチ断食の方法とは?
小林先生がお書きになった、レシピは、次の通りです。
★甘酒を使ったプチ断食ドリンク 1回分レシピ
・豆乳 300ml
・甘酒 100ml
・プロテイン 20~30g(ミルクから作ったホエイプロテインがおすすめ)
これを混ぜるだけ、というシンプルなレシピです。
合間の水分補給には、麦茶やハーブティーなどを摂るのですね。
プチ断食の期間は1回2日間で、その方法は
・1日目は、3食をプチ断食ドリンクに置き換える
・2日目の朝食は、生野菜や豆腐、フルーツなどをよく噛み、腹6分目を目安にする
昼食はおかゆ、夕食はプチ断食ドリンクで
というものです。
ところがプチ断食初心者で、プロテインなるものを買ったことのない私は、ここで早くも失敗しました。
量の勘違いに始まり、プロテインの溶かし方、2日目の朝昼食、過ごし方。
どんな失敗だったのか、実際につくるところから追いますね。
私のプチ断食体験と失敗について
まず、プチ断食ドリンクを作ります。
・豆乳を300ml。
ボウルに入れます。
これは簡単。
・甘酒100mlを作ります。
使用するのはお米と麹で作った甘酒。これが今、スーパーやコンビニではなかなか打っていませんでした。
結局はドラッグストアにあったのですが。注目のドリンクのはずなのに、どうしたのでしょうね?
昨年や一昨年の方が、あちことで見かけたと思っていたのに。
このタイプも、フリーズドライタイプや酒粕で作った甘酒コーナーの片隅に、ひっそりと1種類だけおかれていたのです。
説明を読むと、1袋330gを約400mlの水で溶いて、中火で沸騰させる、とのこと。
今回の使用量に合わせて、約82gの甘酒を100mlの水で溶き、そのうち100mlを豆乳に投入です。
(この手順も改良の余地ありでしたが)
最後にプロテイン。
これもまた、ドラッグストアで買いましたが、どれも乳清プロテイン(乳清=ホエイ)なので問題なし。
ところが思ったより値段が高いので、ちょっと戸惑いました。
1袋1200円から2000円台まで、そんな量はいらないよ~、と、一番少量で安いものを見つけたのが、こちらです。
1袋800円台はよかったのですが、レモンヨーグルト味とのことで、甘酒や豆乳に合う味かしら?と、ちょっと不安。
使用料は20~30gとのことでしたが、これは付属スプーン1杯が20gなので、計量は楽でした。
見た目は思ったよりたくさんだったので、これも私には新鮮です。
豆乳と甘酒をミックスしたものに、プロテインを入れて、混ぜます。
この時は卵溶き器を使いましたが、
プロテインのパウダーがダマになってしまいました。
あとでわかったのですが、豆乳だけのときに、先に混ぜればスムーズに溶けるのですね。
プロテインが多めの時は、少量ずつ加えるといいでしょう。
そうして出来上がったプチ断食ドリンク400ml。
ここで私は、この量を見て、
「4食分には少ないんじゃ?」と思ってしまいました。
いま思うと、何を勘違いしているの?なのですが、もしかしたらその時は、スムージーダイエットで1回200ml飲んでいたのが頭に残っていたのかもしれません。
最初にまず200mlを飲んでしまい、
「まだいけそう。それに、もしかしたら1回分と書いてあったのは、1食当たりの量なのでは」
「””1食”ではなく”1回”と書いてあったのは、食べるのではないからかも」
などと思い、残りの200mlも一緒に飲んでしまったのです。
全部飲むと、さすがにお腹に手ごたえ(腹ごたえ?)があり、
「あれ?もしかして私、間違った?」
と気づいたのですが、すでに遅い。
そのせいでしょうか、1日目は空腹感はカケラほども感じず、お腹にドリンクの存在感を感じながら過ごすことになりました。
あ、味は美味しいですよ。
甘酒も美味しいですが、豆乳とホエイプロテインが加わって、より濃厚な味。
うっすらレモンヨーグルト風味の練乳、といった風味です。
プロテインのレモンヨーグルト味とのミックスが心配でしたが、うまくマッチしています。
これは、普段の間食代わりにも十分飲めそう。
そして2日目。
寝坊をしてしまったので、朝食の生野菜や豆腐、フルーツはなし。
その代わりに、昼食にはおかゆではなく、家族に付き合って、野菜と半人前のインスタントラーメンを柔らかく煮込んで食べることに。
またもや、小林先生がお書きになったプチ断食の方法、アレンジしまくりです(ごめんなさい)
そして相変わらず、空腹感は覚えないままでしたが、夕方4時を過ぎると、お腹がこなれてきた感じがしました。
夕方5時からは、用事を足すために徒歩で外出。
ところがこれは長時間すぎたようで、6時半を回ると、歩いている足がしっかりしていないと感じてきました。
6時40分頃には帰宅して、夕食代わりのプチ断食ドリンクを作ったのですが、栄養補給のタイミングがちょうどよかった・・・と言うか、ギリギリだったかもしれません。
あとで考えると、断食中はあまり動き回らない方がいいのですね。
運動をするわけではないと、甘く見ていたと思います。
私のプチ断食初体験は、このようにして終わりました。
甘酒ドリンクで年末プチ断食、私の体感とその後は?
小林先生にお叱りを受けるようなアレンジャーになってしまったプチ断食ですが、胃腸は休まったようです。
また、プチ断食を終えた翌日、私のみぞおちからウェスト、おへそ上にかけてがスリムになっていたのは、驚きでした。
夫も「くびれてるな~」と認めたほど。
たった2日間、食べ物を(ほとんど)お腹に入れないので、そりゃあお腹のスペースも空くのは当たり前、と言ってしまえばそれまでですが。
普段の食べ物って、それだけ量があるということが、目に見えてわかりました。
念のため付け加えると、これはお腹の食べ物分のスペースが空いただけで、脂肪などが落ちたとか、体が引き締まったというわけではありませんよ。
その証拠に、4日たって普通に食べるようになった今。みぞおちのボリュームは、元に戻ってしまっています。
甘酒を使ったプチ断食、今回はいろいろと失敗してしまいましたが、次回は正しい方法で、再チャレンジする予定です。
最後に、こちらについても書いておきますね。
甘酒を摂るようになって、私が感じたこと
・トイレで用を足しても、ニオイがなくなってきた
・夜の歯磨き時になっても、歯垢があまりたまらない
・朝起床時に、口の中がすっきりしている。と言っても化学薬品を使った時のような、嫌な感触ではない
これは甘酒で、腸内環境や口内環境が改善されてきたのではないかと思っています。
正直言って、私は甘酒を水やお湯に溶いて、そのまま飲むことがほとんどで、中火にかけて沸騰させるまではやっていません
もししたら、菌活のためには、それがいいのかもしれませんね。
甘酒の麹菌そのものは、胃腸の酸で死んで分解されてしまう、と言われていますが、その死骸もまた、腸内是玉金のエサになるので、ちゃんと意味があるそうですよ。
という訳で、空腹感に悩まされずに無理なくプチ断食をしたい方、この年末年始にはトライするといいですよ。
ただし私のような勘違いや失敗には気をつけてくださいね。
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