昭和記念公園花火大会2017を高松駅下から見て帰りまでの感想は?
2018/09/22
立川昭和記念公園の花火大会を見てきたので、感想をまとめました。
私が見たのは昭和記念公園花火大会2017。
正式に言うと立川まつり 第50回昭和記念公園花火大会です。
場所は多摩モノレールの高松駅。正確に言うと、駅階段を下りた周辺でした。
花火大会当日は、あいにくの雨でした。
その中で開催された花火や見物客たちの様子はどうだったでしょうか。
昭和記念公園花火大会2017の感想
昭和記念花火大会は、同日に開催される隅田川花火大会より動員人数は少ないです。
でも隅田川は会場も2か所ですからね。
2016年の統計では、公園内に約25万人、外に約85万人という数字も見かけるくらい、実は公園外で観覧する人が多いのです。
昭和記念公園花火大会 雨でも開催するの?
昭和記念公園の花火は、雨天決行です。
荒天の場合は翌日に順延となっています。
2017年は、朝から曇りで夕方からは雨の予報だったのですね。
そして予報通りに降り始めた雨の中、雨天決行で開催されました。
午前中に、昭和記念公園の方角から花火の音がポンポンと数発聞こえたので、「お天気が悪いけれど、荒天ではないから開催するんだな」とは思っていたのです。
でも開催時刻の19時20分になると、パンパンと数発、花火の音が聞こえはじめ、やがてドン、ドンと打ち上げ花火の音が聞こえ始めました。
昭和記念公園の花火 高松駅周辺からの見応えはどうだった?
私が高松駅に到着したのは、始まってから10分ほどです。
高松駅はJR立川駅から徒歩13分ほど、モノレールでは立川北駅から一駅目、乗車時間は1分ほどしかかかりません。
高架式の駅を西側に降りると、目の前には公園があり、その右手は広めの有料駐車場となっています。
私が着いたときは、傘をさした地元の人らしい人たちがぱらぱらと集まってきたところでした。
大人がほとんどでしたが、たまに小学生らしいお子さん連れのご家族の姿も見えました。
私は最初は駐車場から、後半は公園から花火を眺めたのですが、
その眺めはというと
★なかなかいい★
です。
低い花火は、駐車場の向こうの木に隠れがちですが、大体の花火は高い場所で炸裂(?)するものが多かったからですね。
その花火も、1発の中で色が変わったり、中でちらちらと色とりどりの小さな輝きが見えたり。
しかも色の変化は、赤かったのに、全体が突然ブルーグリーンに変化、次に白にと、一瞬で変わるんですよ~。
花火の打ちあがる場所もタイミングも、変化をつけています。
花火の種類も、低いところでパンパンパンパン、パリパリパリパリと賑やかなものあり、
ひゅるひゅると上がっていって、見えなくなったかと思うと、予想よりずっと上の部分で大玉が炸裂。
空の大きな部分に広がったり。
左手で上がったかと思うと、いつの間にか右手上で次の花火が上がっていたり。
この変化の付け方はお見事です。
大玉がさく裂して消えかけたと思うと、その中で赤、青、緑の鮮やかな小玉(?)が輝くのにも、みんな思わず「おおー」と声をあげていました。
私はデジカメの動画で撮影していましたが、次の花火の予想がつかないので、画面に収まりきらなかったり。
でもその予想がつかないのが、演出のしどころでもあるのでしょうね。
駐車場の周囲には夜間照明が灯っていますが、花火鑑賞の邪魔にはなりません。
かえって駐車場の高くなったコンクリ部分に乗ると、視界が向こうの建物や木にさえぎられてしまいます。
ですので、駐車場部分では、あまり敷地に近づきすぎずに、駅に近いところから見た方がいい、というのが私の実感でした。
花火を撮影するなら、公園のほうがいいかもしれません。
駐車場ののぼりや照明もありませんので。
ただ、低い花火は木で十分には見えません。
公園の入口から奥の方まで、人はいましたが、全体的にはそんなに混雑はしていませんでした。
公園内の芝生に立ち入る人もほとんどいなくて、いてもほんの数人。しかも芝生のふち程度です。
雨のせいかもしれませんが。
と思ったら、駅の下、雨がかからない部分には、雨宿り状態で花火を見ている方たちが。
中にはビニールシートを敷いて食べたり飲んだりと楽しそう。
それでもうるさく騒いでいたわけではなかったので、やっぱりマナーは悪くないのかな。
もしかしたら雨の音で聞こえなかったのか
それとも警備員さんがいたからセーブしていたのでしょうか?
そうそう、正直言って、高松駅に警備員さんがいたのは、ちょっと意外でした。
当日の混雑に対応するため、立川駅周辺を警備するのは予想がつきました。
でも一駅とはいえ、高松駅にまでですよ。
しかも改札階から地上におりるエレベーターも閉鎖されています。
高松駅、立川の花火に関してはチェックされていることが、よくわかりました。
花火が終了したのは、20時20分ぴったり。
終盤には、土星の環のような花火があり「これで終わりかな」と思っていると、今度は低い部分でバチバチとあったり。
なかなか気を持たせる演出でした。
中には「いつもの年は、『これで終わり』とはっきりする花火があがるのに、今年はわかりにくかった」という声も。
でもちょうど時間通り、ということは、時計、ではなくてスマホを見てわかりました。
※こういうときは腕時計が便利ですね。
特に今回は、片手に傘、もう片方の手にはカメラを持っていたので
昭和記念公園花火大会の帰り 立川駅の混雑は?
花火が終わるころから、何人かの人は帰り始め、終了がはっきりすると、みなさん帰途につきます。
警備員さんが「エレベーターは使えません、エスカレーターを使ってください」と指示しています。
改札をくぐって階段を上り、立川駅方面のホームにも警備員さんがいて
「こちらに進んでください」
と、誘導されます。
多摩センター行きのモノレールに乗り込みます。
もしかしたら、ららぽーとで花火を見た人たちが、隣の立飛駅から乗っているかもしれませんが、この時間では混んでいません。
(ただし座る席はありません)
立川北駅で下車、JR立川駅に向かいます。
地上2階の通路には、やはりあちこちに警備員さんがいて、誘導の声をかけています。
西側通路は、昭和記念公園あけぼの口からの人たちの行列です。
みなさん傘をさしています。
姿にかごバスケットを持つ、若い女性の二人連れも何割かいらっしゃいます。
傘をさしても、足元はかなり濡れたと思いますが、帰宅後は大丈夫だったでしょうか。
通路は、外に出っ張った部分や植え込みの向こう側などがロープを張られて立ち入り禁止になっています。
たぶんこれは、人の流れが滞らないように、なのでしょうね。
振り返って気が付いたのですが、通路の高い部分には
「公園にはあけぼの口から」」とか
「立川駅はこちら★」
と、デカデカと貼り紙が張られています。
この大きさなら、目につきますね。
サンサンロードには「立川まつり」の赤いちょうちんがいくつも下がっています。
そうだ、この日は立川のお祭りでもあったんですね。
そしてJR立川駅の外側では
「北口は大変混雑しているので、南口にまわってください」
とアナウンスされています。
この状態では、南口からのほうが構内に早く入りやすい、とのことなんです。
あと、通路から駅前ロータリーの向こう側に降りるエスカレーターも、この時は閉鎖されていました。
時間がまだ早いせいか、花火大会帰りの人が商店街を歩く姿も少なかったですね。
という訳で、雨の中の昭和記念公園花火観覧は終わりました。
おわりに
高松駅下から見た昭和記念公園の花火大会は、思ったより見応えがありました。
かなりの雨だったのに、地元の人たちがかなり来ていたのは想定内というか、想定外というか。
そして会場の昭和記念公園からも、たくさんの人たちが退場する光景は圧巻でした。
今年の天候はどうなるでしょうか。
今度は良いお天気で花火を楽しめるといいですね。
※雨の時でも観覧できる場所はどこかも知っておくといいですよ。
⇒昭和記念公園花火大会2018の穴場6選!秋の雨でも楽しめる場所は?