大國魂神社の節分豆まき、混雑やゲストは?私の感じた見どころもご紹介
2018/02/04
東京府中市の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)の節分祭に行ったので、ここにレポしますね。
きょう2月3日は、全国各地の神社仏閣で、節分祭が開催されましたが、大國魂神社はどうだったでしょうか。
ゲストに有名人は来るかどうか、混雑状況やアクセス、最後に私が感じた見どころや注意点についてもご紹介します。
大國魂神社の節分豆まきは混雑する?時間やゲストはどうなっているの?
大國魂神社は、昔から地元の人たちがいく、というイメージでしたが、最近は様子が変わってきました。
今年の人出は約2万人で、例年の2倍だったとのことです。
道理で、すごい混雑だと思いました。
それはやはり、今回のゲストに稀勢の里関が加わっていたからでしょうね。
ゲストは、2時と4時には、地元である府中のラグビーやサッカーチームの方たち。
そして6時には、稀勢の里と女優さんでした。
稀勢の里関は、これまでも大國魂神社の節分祭にゲストとして参加していたのです。
それが今回、横綱昇進したことで、一気に知名度が上昇。
稀勢の里関がお目当てで、6時からの豆まきに出かけた方も多いのではないでしょうか。
節分祭りの豆まきは3部に分かれていて、2時、4時、6時からとなっています。
ただ実際はその前に祝詞を奏上するなどで、実際に豆まきが始まるのは、その20分ほど後。
豆まき自体は10分ほどですが、その前が長いですね。
ただ、拝殿前の豆まき会場は、満員になってこれ以上人が入れない状態でした。
これは今年だけでなく、例年のようなんです。
ですので会場でゲストの方がまいた豆を拾いたい方は、よほど早くから入場していないと厳しいですね。
ゲストの方たちを見るには、参道脇で入場行進(?)を観るのが確実です。
と言っても、それもまたすごい人出ですので、みなさんスマホを高く掲げていました。
東京大國魂神社は府中市内のどこにある?アクセスは?
大國魂神社は府中市の中央部にあり、市内を横切る旧甲州街道沿いにあります。
高速道路を使用した場合、国立府中インターから10分ほどかかります。
神社管轄で24時間営業の有料駐車場があり、キャパは200台。
電車を利用するなら、京王線の府中駅が徒歩5分と一番近いです。
府中駅は急行や特急も停車するので、その点でも一番便利ですね。
アクセスは、西部新宿駅から京王八王子や高尾山方面行きに乗ると、急行で22分ほど。
その他、武蔵野線の府中本町駅からは徒歩10分ほどで着きます。
私は京王線を使い、府中駅で下車しました。
南口改札を出るとすぐ目の前に、節分祭の案内版が設置されています。
おかげで、よくわかります^^
大國魂神社へは、南口改札を出てすぐ右に進むと、左側に下りエスカレーターがあります。
エスカレーターで地上に降りると、商店街に出るので、そこを左に進みます。
ショッピングセンターを過ぎると甲州街道との交差点があり、大國魂神社はその向かいです。
※けやき並木越しに見えます
大國魂神社の節分に行ってきた、私のレポ
私が大國魂神社前に着いたのは、5時半前でした。
府中商店街や氏子のみなさんからの提灯が豪華です。
参道入口がもう人で一杯、と思ったら、裃姿の方たち。
豆まきをする年男や年女、その他関係者のみなさんですね。
参道脇には屋台が並ぶ中、有名人ゲストがお目当ての方たちは、脇につめかけて待っています。
奥へ行きたい人たちは、参道脇の砂利を踏んで進みます。
途中、鳥居をくぐり、門を抜けます。
※振り返ったところ
その向こうには、2つ目の門が見えます。
奥には拝殿があり、御神楽のお囃子が聞こえます。
会場にはもう入れないので、門の脇から出て、木の塀沿いに行くと、格子越しに御神楽が見えました。
周囲が薄暗い中、紺の垂れ幕に白いしめ縄が下がる下に、赤っぽい衣装とおかめの面を付けた巫女さんたち。
手や腕をひらひらと動かせて、お囃子に載せて舞っています。
これ、遠くから格子越しに見るのがまた神秘的なんですよ。
その時私がいた場所も、照明に照らされて、赤い塀と薄緑の格子で、菱餅のよう。
お囃子の笛や鉦太鼓に載せられてか、気持ちもふんわりとして、安倍晴明の世界にいる気分になりそうです。
お神楽は5時45分までとのことですが、実際には49分ごろまで続きました。
そのあとはアナウンスで、色々と説明や注意がありました。
6時から節分の予定ですが、この時は稀勢の里関が遅れているとのことで、遅れて開始でした。
(6時過ぎには数発、花火が上がったことにはびっくりです)
ゲスト入場は、いくつもの提灯を高くかかげ、シャンシャンという鈴の音?とともに進みます。
稀勢の里関はゲストの先頭に立ち、身長があるので人の隙間から見ることができました。
横綱昇進したお祝いに、数人の女性たちからは「おめでとうー」「おめでとうー」との声も飛びます。
ゲストの方たちが会場に入った後は、神主さんのお清めがあり、そのあとは祝詞奏上。
祝詞はかなり長いですが、まあこれは祭事ですからね。
でももっと長かったのは、ゲスト紹介でした。
まずは稀勢の里関から始まり、次は女優の方、そして府中観光協会会長さんたちと関係者の方たちが続くのです。
それぞれのお名前を読み上げたあと、次の方までの時間が長かったのは、その後指定の場所に着く距離があったのでしょうかね?
会場の外からはその様子が見えないので、想像するしかありません。
この日は6時ごろから日も落ちて、気が付くと体が冷えてきたし、足も疲れてきたので、豆まきが始まる前に神社を後にすることに。
駅までの道で気づいたのが、
ショッピングセンター入り口に立っている、この像。
大黒様、つまり大国主の神様の化身です。
モダン、というかシュールですね。
そしてさらに意外だったのは、こちらの像です。
忠助(ちゅうすけ)といって、大国主様のピンチを救ったネズミだそうです。
確かに古事記にはそんなエピソードがありましたが、忠助なんて名前は聞いたことがありません。
と言うか、あの時代に感じの音読みなんてあったんかい!
と突っ込みたいところですが、ここはまあ、地元のロマンを大切にしておきましょう。
大黒様像のお顔がつるっとしているのに対して、忠助像はモアイを参考にして作ったのかしら?
なんて感じるほど、コントラストが印象的でした。
ショッピングセンターの中には、老舗の和菓子店・青木屋さんがあります。
こちらは、《くろどら》が有名ですね。
黒糖を使ったくろどらは、立川の駅ビルでも売っていますが、美味しいです。
青木屋さんには、このほかにも栗どらや東京バームなどのお菓子がありますが、くろどらは完売していました。
このお店では、買った和菓子を食べられるコーナーもありますよ。
府中には、このショッピングセンターだけでもいろいろなお店があります。
それ以外でも食事や軽食では、商店街にモスバーガーやファミレス、居酒屋などよりどりみどりです。
そうそう、日没からは気温がぐっと下がるので、防寒の準備はしておきましょうね。
私は風を通さないひざ丈コートに、インナーもちゃんと着込んでいったのです。
パンツも厚手。
なのに太ももがスースーと冷えるのを感じました。
なのでパンツの生地も、風を通さないものがおすすめです。
という訳で、私の大國魂神社の節分祭行きレポでした。
★合わせてよみたい
⇒深大寺の節分豆まき2018感想!ゲストや混雑、そして意外な見どころは?
まとめ
東京・府中の大國魂神社へは、京王線府中駅からが一番便利です。
有名人ゲストなら、6時からですが、よほど早くから行かないと豆まき会場に入れません。
ただし参道から入場を観ることはできます。
その前のお神楽も、格子越しに楽しめます。
途中のお土産やおやつには、老舗の和菓子屋・青木屋がおすすめ。
後の食事や軽食どころも、たくさんあります。
ショッピングセンター前の大黒様と忠助の像も、これから名所になるかもしれません。
などと感じた節分祭でありました。
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