車の暑さ対策 駐車中にできることは?グッズは何が効果的?
2017/07/24
夏の車のドライバーを悩ます、車内の暑さ対策はどんなものがあるでしょうか。
そんなもの、走行中にカーエアコンをかければ自然と涼しくなるって?
それは事実ですが、それまでの間は汗だくですし、車外より高温になっているなんてよくありますね。
ハンドルも灼けていて、すぐに握れなかったりします。
そこでクーラーが効くまでの時間が短縮されるように、またクーラーの効きをよくするための方法やグッズを上げてみますね。
夏の車の暑さ対策、手軽にできる工夫は?
まずは運転を始めたら、窓を開けましょう。
車内にこもった熱気を逃がして換気するためなのは言うまでもありません。
で、空気の入れ替えから行ったら、全部の窓を前開にするのがベストなんですが、実際には外の音、例えば自分や他の車のエンジンや走行音がかなり入ってきます。
同乗者がいる場合、車内に風が吹きまくりというのは、好ましくないかもしれません。
例えば女性ならヘアスタイルが乱れるとか、子供や高齢者が風に当たり過ぎるのも考えものです。
この場合のアドバイスですが、最小で効率的な方法は
・運転席右の窓と、後部座席左の窓を開ける
です。
こうすると、車内の対角線に沿って、風の流れができます。
窓の開け具合は、ケースバイケースで調節してくださいね。
で、そもそも車が熱を持たないようにする方法です。
車の駐車中にできる暑さ対策は?
駐車場では、日蔭に停められればいいのですが、なかなかそうもいきませんね。
日蔭が空いていなかったり、自分の駐車スペースが日向に決められていたり、そもそも日蔭自体、駐車場になかったり。
そんな時は、まずフロントガラス部分に銀色の日よけシートを使いましょう。
それもできれば車内ではなく、外側に置くのです。
車全体を冷やすために、バケツの水をかける人もいらっしゃいますね。
熱い車体に水なんて、金属が痛むのでは?なんて思ってしまいますが、詳しい人からは
「そんなことを言ったら、雨の中を走れないじゃないか」
と言われました。
ということで、水をかけても心配はないそうです。
その他には、ダッシュボードに日が当たらないようにしましょう。
その理由は、ダッシュボードは黒が多く、熱を吸収して熱くなりやすいからです。
ダッシュボードが熱を持つと、車内の温度に影響するのです。
ハンドルには専用カバーも有効です。
私はハンドルにかぶせるタイプを買ったら、冬の冷たさがなくなり、すぐに素手で運転できるようになりました。
夏の日よけになるタイプもありますね。
黒の車は熱くなりやすい?
これは一見そう思いがちですが、実際には車内の温度はほとんど変わらない、と検証されています。
確かに外の車体の温度は黒の方が高くなりますが、車は二重構造で、間に空気があるため、車内には影響がないのだとか。
それよりは窓の大きさや角度が大きい、と言われています。
車の暑さ対策グッズ、何がある?
一番効果的なのは、断熱ガラスを使うことです。
ただ、お金がかかりますね。
では断熱フィルムを貼るのはどうか?
最近は透明度が優れた製品もあり、フロントガラスにも貼れるとか。
なので業者に頼めば、きれいに貼ってくれるそうですよ。
ただその効果について。
これは人によって意見が分かれますが、遮光カーテンの方が効果的、という口コミもあります。
ただし駐車中限定、もしくは後部座席限定ですね。
※断熱スプレーは一見よさそうですが、これは自宅の窓用でした。
製品の公式サイトを見ると「車のガラスには使えません」とあります。
グッズとして一番おすすめなのは、
・フロントガラス用日よけシート
次に
・その他の窓用サンシェード
ですね。
運転席の窓につける、小型のファンも好評です。
(ただし電気代がかかりますが)
そして私が悩んだ点、もう一つありました。
それは
車の座席カバーやクッション 夏は何が快適か?
車の座席って、革カバーがデフォルトですね。
普通は布カバーやクッションを置いていますが、夏は背中や太ももの裏側にべっとり汗をかいて、服がじっとり濡れたりします。
その後、エアコンで冷えたりするのも体によくありみあせんし。
ファン付きの製品もあるのですが、お金がかかる上、座り心地が固くて不評のケースもありますね。
私は以前、カー用品店で何か、メッシュと空間のあるものは?と探したのですが、見当たらなくて、代わりに籐製の製品を試したことがありました。
これは籐の枕のように、背もたれ部分や太ももの下の空洞が、いい具合に放熱してくれそうでした。
座り心地も悪くなかったのですが、ネックとなったのは
・実際に使うと、座った高さがかなりあるため、運転席を調節しても感覚的に戸惑う
・価格が私の予算オーバーした
という理由で諦めました。
結局その時購入したのは、
・いぐさ制のクッションと背もたれカバー
でした。
これなら価格もお手頃で、通気性もよく、汗をかいてもムレませんでした。
実はそれ以来、スリッパでもいぐさ製を愛用しています^^
まとめ
車の暑さ対策をまとめると
・車内の換気には、運転席右側と後部座性左側、2か所の窓を開けると効率がよい
・駐車は日陰に。熱くなった車体を冷やすには水をかける方法もあり
・ダッシュボードに日が当たらないようにする
・フロントガラスには銀色の日よけシートを
・他の窓にもサンシェードを使う
・断熱フィルムより遮光カーテンが効果的
座席については
・ファン付きシート、籐製シート、いぐさシートなどがある
どれがいいかは予算や使い心地に応じて選ぶとよい。
(メッシュ生地であっても吸汗性と物理的な空間は必要)
それでは夏の車、暑さが少しでも和らいで快適な運転ができますように。
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