凛子のお役立ちメモ

季節のイベント、お出かけスポットやグルメにグッズ、美容健康など、生活に役立つ情報をメモしています。

tunokoubako (50)

季節の行事

折り紙の箱で簡単かっこいい!節分豆入れにもなる角香箱の折り方

4つのツノのある箱。角香箱(つのこうばこ)って、ご存じでしょうか?

折り紙の箱って、これでもかというくらい、たくさん種類がありますよね。

その中でも、見た目のインパクトがある割に、簡単にできるのが角香箱です。

tunokoubako (50)

この形、私も何となく知っていましたが、節分の箱の折り紙にもぴったりだと思ったんですよ。。

4つの角は、鬼や邪気をトゲのようにツンツン払っているように見えますし、陰陽師が持っていても不思議ではなさそう。

そこで一度、作り方を実践してみたら、意外と簡単だったんですよ~。

ちょっとしたコツさえのみこめば、お子さんに教えたり、一緒に折れるようになるでしょう。

そこで初めての方にもわかるように、画像入りで解説しました。

最後にはプチ応用編や動画もありますので、ご覧になってくださいね。

スポンサードリンク

角香箱の折り方

1)1枚の折り紙を対角線上に三角に折ります。

tunokoubako (1)

2)さらにもう一回、三角に折ります。

tunokoubako (2)

(ここで折り紙は四つ折りになります)

 

3)四つ折りの片方を半分開いたら、袋折りにします。

tunokoubako (3)

tunokoubako (4)

 

 

4)裏返して、もう片方も袋折りします。

tunokoubako (5)

ここで正方形ができました。

 

5)正方形の縦中央の折り線に向かって折ります。

ここではまず右半分から、次に左半分を折っています。

tunokoubako (6)

 

tunokoubako (7)

 

6)裏返して、5)と同様に折ります。

tunokoubako (8)

 

7)それぞれの折り目を袋に開いて、折りつぶします。

tunokoubako (9)

tunokoubako (10)

tunokoubako (11)

左右ができたら、やはり裏返して同様に折りつぶします。

 

で、ここからが最初、私がわからなかったポイントです。

 

8)右側の辺を開く。
(180度裏返すのではなく、90度で折りたたまれている面を開く形になります)

tunokoubako (14)

tunokoubako (15)

 

9)裏返して、やはり折りたたまれている面を開く

tunokoubako (16)

tunokoubako (17)   tunokoubako (20)

 

10)右下の袋になった部分を開き、折りつぶす

tunokoubako (18)

11)左下も同様に開いて折りつぶす

tunokoubako (19)

 

12)この時、頂点の部分をいったんを下に折って折り目をつけておく
(最後に箱の形を作る時、底が形づくりやすくなります)

tunokoubako (20)

13)頂点をもどしたら、下の白い部分を上に向かって折る
(ここが完成時の角になります)

tunokoubako (21)

tunokoubako (22)

14)裏返して、同様に折ります。

tunokoubako (23)

 

そして

またもや、私が分かりにくかったポイントです。

15)右半分の折りたたまれた部分を開く

tunokoubako (24)

tunokoubako (25)

 

16)下の白い部分を上に折る

tunokoubako (26)

 

17)裏返して、やはり白い部分を上に折る

tunokoubako (31)

18)この時も頂点部分をいったん下に折って、折り目をつけておきます。

 

さて、これからがいよいよ、箱の形作りです。

 

19)18)で折りたたまれた折り紙の下に指を入れて

開いていきます。

tunokoubako (39)

tunokoubako (40)

tunokoubako (41)

一応、形ができました。

 

角香箱は、そのままでも底の形が丸っこいだけで、使えると言っては使えます。

でもよい子(?)は、箱の底もきれいな折り目をつけておきましょう。

 

20)箱の上から手全体でゆるやかに重みをかけましょう。

こうすると、箱全体がつぶれることもなく、底の折り目が楽に付きます。
(12)や18)でつけた折り目が効いているんですね^^)

 

21)できあがり。

tunokoubako (43)

 

角をツンツン立たせたり、寝かせ気味にするかは、あなたの好みで調整しましょう。

 

と、おしまいにしたいところですが

 

写真を撮っていて、改めて気づいたことがありました。

 

それは


スポンサードリンク

角香箱をもっとおしゃれ可愛くしたい!

角香箱って、ちょっと写真映り、角の白ばっかり目立っていませんか?

それは確かに、最初に見た時に目を惹きますよ。
目の高さに近いところから見ればいいんです。

 

でも、撮影しようとしたとき、折り紙の表地の色が、あまりに目立たない。

 

魔を祓うパワーはあるかもしれないけれど、もっと可愛くおしゃれになってもいいじゃない?

 

そこで考えた、簡単な解決法は

折り紙の表と裏を、逆にして折ることでした。

 

両パターンを改めて並べてみます。

tunokoubako (44)

うーん、こうして両パターン一緒なら、どちらも引き立てあっていいみたい。

なんて思いながら、調子に乗って表裏逆、色々な色で追ってみました。

tunokoubako (48)

華やかですわー。

 

その他には、色違いの折り紙を2枚、表裏背中合わせにして折るのもいいですよね^^

 

他の方法としては、『鶴香箱』にしてもいいんですね。

鶴香箱、と言いましたが、正式には『鶴の箱』といって、二つの箱を組み合わせるようなのです。

 

ちょっとこっちは難しい、と思って

簡易バージョンで、鶴の首と尾を折ってみました。

正式な鶴の箱に比べると、ずんぐりした鶴ができます。

 

でもこれだけでも、表地の色がずいぶん見えるので、写真映えしてきました。

 

※動画です。

最後に鶴の首や尾を折っていますが、それまでは普通の角香箱と同じです。

角香箱の作り方、よくわからなかった方はご覧になってくださいね。

最初の折り目は、私の説明よりもっとたくさんつけています

どちらでも、ご自分に合う方法で折ってくださいね。

 

おわりに

角香箱について。

私は最初、実際の祭事で使われるお道具を折り紙にしたものかと思っていたんです。

 

でもそうではなくて、角香箱とは折り紙にだけあるものみたいです。

 

角香箱は、節分の豆入れにも使えますし、当日飾っておくのもよいのでは・
お子さんが興味を持つようでしたら、一緒にまた作ってもいいですね。

 

もちろん節分は関係なく、ちょっとした小物入れや、インテリアにも使えます。

 

正式な鶴の箱も、機会があれば折ってご紹介しますね。



ブログ村バナー

-季節の行事
-,